2018年11月10日土曜日

読んでしまった本が読みたい人の手元に大移動!     女支会の古本交換会です。

明日というか、日付が変わったので今日ですが、
フェミニストカウンセリング堺の講座室で
古本交換会を行います。
毎月1回行っている女支会の企画で、
読書週間にちなんだイベントです。

女支会は以前、北野田の男女共同参画交流の広場を会場にしていたのですが、
そのときにパチンコ屋の開店を待つ高齢者の行列を何回も見ました。
パチンコ屋さんが彼らのために椅子を用意していました。親切と言えば親切・・・・。

パチンコが悪いとは言いませんが、お金がかかるだろうなと思いました。
交換所に向かう方も何回も見かけましたので、
勝っている人もいるのだろうとは思います。

でもお金がかかるだろうなと。

遊びだから、お金がかかるのは当たり前ですが、私の乏しい経験から言うと、
あっという間になくなる。

そして私はハマりませんでしたが、ギャンブルの一種であるのは確かですから
ハマってしまう人もいると思います。
収入が少なくなり、時間だけはたっぷりある高齢期に、
あっという間にお金が無くなってしまう
パチンコにはまったとしたら、
考えるだにオソロシイことになりそうです。
その点、読書はお金がかかりません。
だけど、時間はかかります。
使うものがパチンコとは全く逆で、
お金は使わず、時間を使う。
高齢期に適した娯楽だと思います。

一人で過ごす時間が多い、単身者にとって
読書は強ーーーーい味方です。
というわけで、古本交換会。
お宅で眠っている本があればお持ちください。そして気にいった本があれば、ご自由に持ちください。

明日11月10日午後2時からです。
女支会メンバ―ではない方も、古本を見るだけの方も是非お越しください。
女支会終了後も古本の展示は5時半まで行っています。   (PON子)  


2018年11月9日金曜日

学習するMajoの会の「大仰なタイトルの学習会」報告

11月5日開催の大仰なタイトルの学習会報告ですが・・・・
何をどう報告したらいいかわからないほどに言いたい放題、喋りたい放題の学習会でした。この言いたい放題、喋りたい放題はMajo会の宿痾でもある特徴です。

最初に、憲法は国民による国家に対するルール、法律は国家による国民に対するルールという憲法と法律の違いを確認。改憲案はこれを覆そうとしているという説明を聞いてから、さらに憲法の基本をクイズ形式でおさらいしました。
・・・憲法は国家権力を制限して国民の権利と自由を守る法である。つまりこれが立憲主義。すべての人々が個人として尊重されるために、最高法規としての憲法が国家権力を制限して人権保障をはかるもの・・・・この文章、メンバーがどの程度正解できたかは極秘です。

そして日本国憲法の基本原理は立憲主義に立脚した「国民主権」「基本的人権の尊重」「恒久平和主義」であり、12条には「この憲法が国民に保証する自由および権利は国民の不断の打力によってこれを保持しなければならない」と書かれていることの紹介。そしてだからこそおかしいと思うことにはきちんと声をあげていかなければならないという説明に続いて、現在の憲法改正の流れというかあり得るスケジュールについて説明がありました。詳細は省きますが、ぼんやりしてたら実現化しそうな勢いでした。

そして現在の憲法と自民党の改憲草案との比較。これまでの国民の3つの義務に加えて、新たに国防の義務。家族助け合いの義務、憲法尊重擁護義務など10個の義務を課そうとしてるとのこと。有名な前文は短くなっておりました。そして9条は「国防軍」という項目が増え、長~くなっていました。それから「自衛隊明記」「緊急事態対応」「合区解消」「教育充実」の改憲4項目について各党の主張を概観しました。
 
その後質問タイム。「9条を変えても2項を残すんだからいいじゃないの」に対しては、「後法は前法に優越する」という法律解釈の基本原則から、「国防軍」の項が加えられることにより、9条1項2項は空文化してしまうのだそうです。

 その後、フリートークというか、ディスカッションというか、しゃべりまくるメンバーをしのはらさんが捌いて何とか学習会の目的である「どう反論するか」に無事着地しました。現実的に反論できるかどうは置いといて、あれこれ喋って考えて、かつ楽しい学習会でした。

学習会終了後に参加者で記念撮影。楽しそうなメンバーの表情をご覧ください。
             (Majo子)

2018年11月6日火曜日

今日のグループYOU


 

今日のDVサポートグループYOUは、秋装いでお芋とみかんのお茶うけ。
焼き芋にするつもりだったんだけど、どっちかというとふかし芋のような出来上がりに。・・・。

いつもの顔ぶれが集まって、まずは近況報告。それからは、腹が立つこと、悲しいこと、しんどいことetc.etc.を話し、笑い、怒り、シェアする時間を持ちました。その中で話された興味深い話をご紹介します。

毎年欠かさず健康診断をしているというAさん。どっこも悪くないのに、毎年肝臓の数値が悪かったとのこと。数値が高めなどというものではなく、異常の範囲に入る値だったそうですが、何故なのかは医者にもわからなかったそうです。その異常な数値が今年は何もしていないのに、正常値だったとのこと。Aさん曰く、「多分、グループに来て毎回毒を出しているからだと思う」。
立秋の頃 #1毒ったって口からヒ素や水銀を出しているわけではありません。もちろん他人の悪口や誹謗中傷、呪いの言葉を吐くのでもありません。Aさんが言っている「毒」とは自分の心の中にある怒り、迷い、不安、悲しさその他諸々の複雑な感情や、無力感や行き詰まり感など自分ではどうにもできない苦しさなどです。そうした思いは話してもなかなか理解されません。うっかり口にしてさらに傷つく場合さえあります。
そのため、これは他のメンバーにも共通していることですが、Aさんは、自分の辛さや苦しさの原因である自分の状況について、グループ以外では話したことがないそうです。Aさんがグループに来るようになってから半年余り。Aさんの身体に現れた良い兆候が本当にグループによるものかわかりませんが、「もの言わぬは腹ふくるるわざなり」です。さまざまな思いを自分の中に閉じ込めていたら、心身が不調になるのはあたりまえかもしれません。グループYOUは人に言いにくい辛い思いを口にしても誰からも責められない場所、辛い思いを置いて帰る場所です。今日もYOUには、皆さんの思いがいっぱい降ろされました。
                 (YOU子)

2018年11月1日木曜日

学習するMajoの会が大仰なタイトルの学習会を開催します。





学習するMajoの会が、大仰なタイトルの学習会を開催します。

会員の興味・関心に沿って学んだり、遊んだり、遊んだりの「学習するMajoの会」です。

今回の学習会のタイトルは「安倍改憲阻止のための暮らしの中の理論武装」です。

何と大仰な!すごく政治のことを考えている人が集まるような・・もしかして反体制とかそういうの・・ではありません。
何となく今の政治状況がいやだな~と感じていて、その中で改憲なんかしていいのかしらと感じていて・・・でもその何となくいや~な感じというのも、改憲なんかしていいの?という気持ちもうまく説明できない・・・・そこで企画された学習会です。小さな小さな少人数の学習会。

チラシにある通り、「安心できる場でちょっとだけ勉強」の学習会なのですが、タイトルぐらい大きく行こうということで、でっかいタイトルになりました。政治の話というと、何となくビビりがち。遠いことのような感覚もありますが、タイトルにある通り、「暮らしの中の」政治の話です。堺東のご近所さん、立憲民主党のしのはらさんにお話をうかがいますが、皆でワイワイ言いながら進めたいとのこと。楽しい時事(爺)放談ならぬ婆場放談のひととき、是非ご参加ください。  (Majo子)