2021年3月25日木曜日

堺市男女共同参画交流の広場相談室主催学習会「『お金』と『こころ』のコロナ対策」

 「2020年に見た映画10選」を後2回残したまま、ちょいと寄り道です。。

堺市北野田の堺市男女共同参画交流の広場でこの土曜日に行われる学習会のご案内です。以下は交流の広場のFBからの転載です。

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堺市男女共同参画交流の広場相談室主催の学習会です。テーマは「コロナ禍の生活」。タイトルは「『お金』と『こころ』のコロナ対策」です。
コロナ感染症蔓延に伴う時短、休業で、収入が減り、生活が厳しくなってきたという「大黒柱女性」、パートナーの収入が減りやりくりが苦しくなったという方、こうした事情で、子どもの進学に伴う出費に不安を抱えている方などのために、ファイナンシャルプランナーの植田香代子さんに生活を応援する助成金情報や負担の軽減法を教えてもらいます。
 「こころ」編では長引き、かつ終わりが見えないコロナ感染症に伴うメンタル不調を取り上げます。感染の不安や緊急事態発出に伴う外出控えだけでなく、テレワークや休業で家族の在宅時間が増えることもメンタルに大きな影響を与えます。家事の増大とそれに伴うストレスの増大等々・・・この頃何となく気分が晴れない、塞ぎがちでやる気が出ないという方のために、フェミニストカウンセラーの杉本志津佳さんと、おちこみがちなメンタルとの立て直し方を学びます。   (PON子)



2021年3月13日土曜日

2020年に観た映画から10選 ④

 その手に触れるまで 

  (ベルギー/フランス 監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ          


ベルギーに住む13歳の少年アメッド。ひと月前までゲーム三昧だった彼が急速にイスラム原理主義の過激思想に染まり、心酔する導師の言葉に沿って凶行に及びます。少年院に入り更生プログラムを受け、人々が手を差し伸べても洗脳は解けない。ブリュッセルにはイスラム教徒が人口の5割~8割を占める地域があり、その中に紛れ込む過激派によるテロが各地で発生しています。年端もいかない子どもがジハード戦士になってしまう危険が日常のすぐとなりにある。


過剰な演出はなく静かに淡々と進む映画ですが、
むしろそれが絵空事ではない恐怖を感じさせます。ラストシーンをどう捉えるか、アメッドは救われた? そうであってほしいと願わずにはいられません。

 ラストムービー  (アメリカ 監督:デニス・ホッパー)

 『イージー・ライダー』に続くデニス・ホッパーの2作目で、製作は1971年ですが公開後すぐお蔵入りになったのだとか。大ヒットした前作とは様相が違い、作者の狂熱的エネルギーを未整理のまま解き放ったような際立った異色作です。登場人物の振る舞いがほぼ例外なく常軌を逸していて、そのシュールさに笑えます。

なかでも、ハリウッドから来た撮影隊に感化され、張りぼてのカメラで‟本物の映画“を撮り始めるペルーの村びとたち。異文化への侵食と強烈なしっぺ返し。ハリウッド映画へのオマージュと皮肉が混在する入れ子構造のメタ映画? いろいろと解釈はできますが、それよりも先に半端ない熱量に圧倒され、鑑賞後に不思議と元気が出たのは確かです。  -続ー  矢車菊 香)

2021年3月11日木曜日

2020年に観た映画から10選 ③

 

  82年生まれ、キム・ジヨン  (韓国 監督:キム・ドヨン)

話題になった小説の映画化。私は小説を読んでいないため比較はできないのですが、「そうそう、そうだよね!」と思う場面が多々ありました。社会全体にあまねく空気のように浸透している性差別。韓国も日本も女性が置かれている状況は似ているのだなと。監督のキム・ドヨンは女性ですが韓国には他にも女性の映画監督が多くいて、その活躍が注目されています。

日本はどうでしょう。女性の監督はいるけれども多くはない。そしてこの映画のように、劇場公開された作品で身近にある性差別を正面から撮ったものは、私の知る限りですが見当たりません。なぜなのか、そのあたりも考えさせられます。

シカゴ7裁判』  (アメリカ 監督:アーロン・ソーキン)
            
これは史実を元にした映画です。1968年、ベトナム戦争が泥沼化する大統領選挙間近のアメリカ。シカゴで民主党全国大会が開かれるさなかに大規模な抗議・反戦デモが行われますが、市長の号令で警察や州兵が出動。多くの負傷者を出す事件へと発展します。

  このデモの首謀者とされ共謀罪で起訴された若者たちが、後にシカゴ7と呼ばれました。政治的意図によるこの裁判は後世に残るほどの酷い内容で、とりわけブラックパンサー党のボビー・シールに対する非人道的扱いに怒りが込み上げます。考え方も目標も異なりばらばらだった若者たちが敏腕弁護士の働きもあって次第に団結していく。その過程に目を見張り、最後は胸のすく思いがしました。  -続ー 矢車菊 香)                                      




2021年3月8日月曜日

2020年に観た映画から10選 ②

 

 レ・ミゼラブル』  (フランス。監督:ラジ・リ)

映画の舞台はパリ郊外のモンフェルメイユ。あのヴィクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」の町です。
昨年「パリの恋人たち」(監督=ルイ・ガレル)という映画も観ましたが、いかにもおしゃれな、恋するパリそのものでした。
この映画が見せるのはフランスの別の側面です。移民と低所得者が多く住み、ギャングや怪しげな集団が幅を利かせる町で生き残るための争いが絶えず、警官は横暴。犯罪が多発し、町全体がフラストレーションに覆われ一触即発の状態にある。 
                         終盤、子どもたちが起こす反乱の衝撃。                    
この子たちの明日はどうなる?           モンフェルメイユで生まれ育ち今もそこに暮らすラジ・リ監督にとって、これがリアルなレ・ミゼラブルなのかもしれません。

 

テルアビブ・オン・ファイア』                      (ルクセンブルク/フランス/イスラエル/ベルギー。監督:サメフ・ゾアビ)

撮影所に通うため毎日イスラエル側の検問所を通らなければならないサラームは、パレスチナの人気テレビドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」のスタッフ。
行きがかり上、検問所の司令官に自分は脚本家だと言ってしまう。
妻がこのドラマの大ファンである司令官は脚本に口を出し始め、次々と無理難題を吹っ掛けるようになり

この映画はコメディなので笑い所満載です。同時にサラームにはパレスチナ新世代の空虚感や諦念のようなものを感じました。

最後はこんなオチがあったかと呆然。
パレスチナ×イスラエル問題をこういうコメディに仕立てる離れわざに驚きますが、ゾアビ監督は願わくはかくあれかしと、笑いの中に希望を込めたのでしょうか。(矢車菊 香)

 

2021年3月6日土曜日

2020年に観た映画から10選 ①

新型コロナウィルスが世界を一変させた2020年が終わり、2021年がスタートしました。年を越しても収束せず感染は拡大し、再び緊急事態宣言が出されました。この感染症は数多の業界に打撃を与えていますが、芸術の各分野やエンタメ業界も例外ではないようです。残念ながら、これらは真っ先に‟不要不急のもの“ と見なされがちです。昨年は緊急事態宣言の期間中のみならず自宅に籠ることが多く、映画を観る機会は減りました。

少ない機会にも行くか止めるか逡巡しつつ、つてない緊張感を持って  映画館へ足を運びました。                                                                                    以下はそうして観た中から選んだ10作品です。

最初の作品は

 ルース・エドガー』  (アメリカ。監督:ジュリアス・オナー)

高校生のルースは非常に優秀で人望もある模範的な生徒。 ‟バラク・オバマの再来“などと言われて将来を嘱望され、その名のとおり光(ルース)の中を進む人生のように見えるが

BLM(ブラック・ライブズ・マター)は2020年のコロナ禍にあっても大きなうねりを起こしました。この映画はそうした潮流の背景にあるものをスリリングに炙り出します。人種間の問題だけでなく世代間の、大国と小国間の、思想間の、夫婦間の….多くの問題が複雑に絡むその狭間でもがく人たち。自分は何者か探し求めるルースの苦悩。 己の良識を疑わない人の内奥にも偏見や差別感情が潜んでいないか?                                   

これを観ているあなたは?と問われている気がします。ー続ー矢車菊 香)


2021年1月3日日曜日

2021年最初のふぇみぱるニュース

 まるで常套句のように誰もが「コロナに明け、コロナに暮れた」と言う、2020年が暮れ、2021年が始まりました。皆様新年いかがお過ごしですか?

 PON子の新年はしず~かな新年です。どこにも出かけず、誰とも会わず、ひたすら動画を見る2021年の幕開け。例年と違ったのはラインが賑やかだったこと。クリスマスから新年までスタンプの嵐。結構楽しませてもらいました。

2021年最初のふぇみぱるニュースは昨年の女支会の報告です。毎年12月の恒例。クリスマス会です。

ただし、ここでもコロナの影響で、例年ワイワイ年甲斐もなく楽しむケーキも、同様に300円や500円のものなのに何やら嬉しいプレゼント交換もなしのクリスマス会でした。ふぇみぱる堺からお菓子が入った紙袋をプレゼント。残念ながらこの写真は撮り忘れました。


やはり誰かと会うというのが、一番楽しい、というわけで、皆の楽しそうな写真をご覧ください。

顔も年齢もわからないけど、楽しそうな雰囲気はおわかりいただけると思います。

大体がクリスマスというイベントが音楽と言い、飾りつけと言い、楽しげなんですよね。
今年の12月、コロナはどうなっているでしょうね。顔を合わせて一緒にお茶や食事を楽しめるようになっているといいなぁ。今年が皆さんにとって良い一年となりますように。

2021年の女支会は9日です。今週の土曜日。今年の正月は曜日の並びのせいで、すぐおわっちゃいましたね。女支会の皆さん、9日14時、FC堺でお待ちしています。

で、明日は学習するMajoの会が、夕方から近隣の神社を巡ります。4時出発です。大概の神社が5時に閉めちゃうのに、間に合うのかね。参加する方は寒くないようにバッチリ着込んでご参加ください。そう言えば、昨年は閉まりかけの住吉大社に駆け込んだのでありました。
                                 (PON子)

2020年10月2日金曜日

堺で「主戦場」が上映されます。

 阪和堺市駅前のサンスクエア堺で行われる上映会のお知らせです。上映されるのは「主戦場」。結構評判になったので既にご覧になった方もいらっしゃると思います。

主催は「『主戦場』堺・河内長野上映実行委員会」。チラシを見ると、元々は今年の5月30日に予定されていたようです。5月30日という日付が取り消し線で消されているのを見ると、今年の4月5月のあのドタバタを思い出します。そう、誰もが大変だったのよ、あの頃は・・・(今も終わってはいないけど)。この映画、劇場では2019年4月20日に封切られています。最初は全国18館で上映の予定だったそうですが、結果どうだったのかな。どちらかというとミニシアター系の映画館で上映されたような気がしているのですが、これもどうだったのかな。昨年のことなのに、既に記憶が曖昧です。      

この映画のジャンルはドキュメンタリーです。長編ドキュメンタリー。取り上げているのは「慰安婦」。「慰安婦」をめぐって異なる立場、異なる考え、異なる主張をする人々へのインタビューで構成されています。今「女は嘘をつく」発言で、女性たちの怒りをかっている杉田水脈さんも出演していますが、すごくたくさんの人が登場しています。予告編のアドレスを貼っておきます。


          https://www.youtube.com/watch?v=QqPYmfJpdXA

監督、脚本、撮影、編集、ナレーションはミキ・デザキ氏。このドュメンタリーは彼の最初の長編作品だそうです。昨年の4月20日が封切だったこの映画、今もあちこちで上映されています。またミキ・デザキ氏は出演者の一部から、騙されて出演した、劇場公開するとは聞いていなかった、映画の中で「歴史修正主義者」のレッテルを貼られ、名誉を傷つけられた等々として訴えられています。この裁判は昨年9月から始まっていますが、コロナもあり、なかなか進んでいないようです。

まだ見ていないという方、そしてお時間が許す方には是非見ていただきたいと思います。サンスクエア堺、第一会議室で14時からと18時からの2回上映です。

参加費というのか、チケット代というのかは18歳未満は 無料、18歳以上は1000円。連絡先はsyusenjyo.0530@gmail.com です。(PON子)