2014年1月17日金曜日

講座「女性と貧困」 再度のご案内です

再度のご案内です。

1月21日火曜日午後6時半から、堺市のサンスクエアで
大阪府立大学伊田久美子先生の
         女性と貧困についての講演があります。
タイトルは、ズバリ「女性と貧困」。参加費は無料です。

お知り合いにもご紹介ください。

   




アベノミクスのかけ声のもと、株価や賃金アップが取りざたされていますが、それのいずれもが、
私たちには関係がありません。相も変らぬ、低賃金。保障のなさも変わりません。
非正規雇用、低賃金、長時間労働が当然のようになってきている現在、若年世代の苦痛と困難はおしてしるべしです。単身で子どもを育てているシングルマザーにいたっては、国はよくこんなひどいことができるなーと思うほどの仕打ち。娘たちの「今」は困難に満ち満ちています。

そしてやがて高齢者の仲間入りをする私たち。聞くところによると、「高齢者はお金を持っている」。だけど、高齢者に仲間入りしたからと言って、お金持ちになれるとはとても思えない私たち。
今が貧乏なら、当然未来も貧乏。お金があるのは大手企業に定年退職まで勤めることのできた男たち。女たちに約束されているのは将来の苦しさ。

何しろ、そうでなくても少ない年金が減額され、消費税増税が導入され、あろうことか、介護保険料があがり、医療費があがる。私たちの未来も今まで以上に楽ではなさそう。


それでも、それでも、生きていかなければならない。暗い顔ばかりしていられない。
この状態の元凶は何かを見つめ、考え、私たちはどういう社会をめざすのかのビジョンを改めて確かめます。そして貧困にあえがなくてもよい時代の到来のためにできることは何かを考えます。

男性諸氏、女性の貧困は皆さんの妻、娘、姉妹、恋人、友人の問題です。一緒に考えてくださいませ。

よき時代が来るまでの間、生き延びるためのツール、希望のツールが手に入れば、言うことない。皆様一緒に学び、考えましょう。                                                  (学習するMajoの会)