6月13日(土)の第4回目のサポートグループ「さくら」は、「私の口ぐせとマイナス思考」のシートを記入していきました。
●私の口ぐせ⇒●口ぐせに続く言葉⇒●マイナス思考⇒それぞれにパターン化している考え方のクセに気づきます。
ネガティブな出来事があったときに無意識につぶやいている口グセを見つけ出して、どのような考え方に結びついているのかを、振り返ってみました。
例えば、何かアクシデントが起きた場合、「あーどうしよう・・・どうしてあの時・・・」と無意識に口ぐせが出てしまいます。その口ぐせに続く言葉がマイナス思考へとつながっていきます。「・・・大変なことになる・・・またやってしまった・・・私ってダメだ」と、極端に最悪の結末を想像してしまいます。
無意識につぶやいてしまっている口ぐせが、つらい気分を引き出してしまいます。さらに根拠のない最悪な結論へと一足飛びにつながってしまいます。
メンバー一人ひとりの口ぐせ、それに続く言葉、マイナス思考が導いてしまった結論をみんなで検証してみました。
ホワイトボードに書き出してみると、あら不思議!いつも頭の中で思い浮かんでいた最悪な結末ではなく、違った考え方へと結びついたのです。
最悪なパターンを語っていたメンバーは、半笑い(?)状態です。これまでの経験で上手くいかなかったり失敗してしまったことだけが、鮮明にインプットされているからです。成功した体験もあったはずなのに「たまたま上手く出来ただけ」「私なんてたいしたことはしていない」などと、成功体験が、いつの間にか抜け落ちてしまっているようです。
●口ぐせを変える。●人に話したり書き出したりしてアウトプットする。●「よくやった!」と自分でほめて成功体験を積み上げる。
いろんな方法でうつに向かうマイナス思考を変えていきましょう。
ファシリテーター/木近 ちなみ