2015年11月11日水曜日

再びうつにならないために~予防と回復のために~

うつうつした気分、次から次に湧き出てくる不安、これから先に良いことなど巡ってこない・・・と、いつも頭の中はマイナス思考でいっぱいになり、そのせいで身体も動かない、眠れないなどのつらい経験していませんか。
 「うつのことをもっと知りたい」「ほかの人はこんなときどうしてる?」「私のうつを話したい」「そして、気分を変えて少しでも楽に生活を送りたい」・・・このような思いをあきらめずに一歩進んでみませんか~。
 うつの再発から回復した体験談や心が落ち着くやさしい気功、そして『認知行動療法』の考え方を取り入れてグループで進めていきます。
 ぜひ、ご参加ください。    ファシリテーター/木近ちなみ(メンタルケア心理士)
 

2015年9月10日木曜日

マイナンバー通知カード 居所登録の締め切りは9月25日

重要情報ですので、フェミニストカウンセリング堺のスタッフブログから転載します。
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マイナンバーとは「社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関が保有する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用され」るものだそうです。

具体的には、「マイナンバー制度の導入後は、国や地方公共団体等での手続で、個人番号の提示、申請書への記載などが求められ」るそうです。これにより「国民の所得状況等が把握しやすくなり、税や社会保障の負担を不当に免れることや不正受給の防止、さらに本当に困っている方へのきめ細かな支援が可能にな」るそうで、「公平・公正な社会の実現」が可能になるそうです。
というのは、総務省のホームペイジ
 http://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/01.html からの抜粋、転記です。

つまりマイナンバーとは、所得や税、社会保障等の情報を一括管理する番号のことで、今テレビ等では、食
品購入時にマイナンバーカードを提示することで支払った消費税のうち2%を還付するようにするとか、もうすでにマイナンバー詐欺が蠢いているとかの報道がされています。情報流出の心配はないのか等、その安全性も含めて賛否両論がありますが、このマイナンバーの通知に関しては、かつての住基カードのときと同じ問題があります。つまり送付が世帯単位だということです。

このマイナンバーカードの取得の方法はどうなるかというと次のようになります。
まず、住民票の住所にマイナンバー通知カードが届きます。ここには、既に住所、氏名、性別などが印字されています。 で、これには個人番号カード交付申請書がついています。


この申請書に必要事項を記入し、顔写真を添付、記名押印して、返信用封筒で申請します。その後カードができたら、 各市町村から交付準備ができたことを知らせる個人番号カード交付通知書が届きます。その通知書と最初に送られてきた通知カード、本人確認書類(免許書など)を持って、交付通知書に記載されている交付場所に番号カードを受け取りに行くという流れになっています。(めんどくさいことでございますなぁ)

故に、通知カードは交付申請をしたからと言って捨てちゃってはダメ。大事に保管しなければなりません。 カードを申請しない人もこれは大切に保管する必要があります。
で、この流れの何が問題かというと、最初の個人番号の通知が世帯単位に配達されるということです。世帯に配達されたら、困る人とは・・・?そうDV被害で、住民票を移さないまま居を移している人たちです。ストーカー被害を逃れて住民票はそのままにして、居所を移している人も、番号通知が届きませんから困りますよね。DV夫やストーカーに大切な個人番号を知られてしまうだけでなく、場合によっては第三者によるなりすましでマイナンバーカードを作られてしまうこともあるかもしれません。というわけで、やむを得ない事情で住民票の住所に居住していない人は、現在住んでいる場所(居所)を登録することで、そこに通知カードを送ってもらうことができます。

詳しくは http://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/08.html で読むことができますが、居所に通知カードを送ってもらうには、居所情報の登録申請をしなければなりません。
申請書は、http://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/08.htmlでダウンロードすることもできますし、近くの市区町村でも入手できるそうです。

この番号は、税金から社会保障まで大切な情報がひも付けされていますので、人に知られないようにすることが必要です。それなのに制度がスタートしたら、就職の際も何らかの援助を受けるときも、この番号が必要になるそうです。もう何だかわからないのですが、とにかくDV、ストーカー、虐待等で住民票の住所に住んでいない人はすぐに居所登録をする必要があります。締め切りは、9月25日です。

以下は内閣府男女共同参画局のホームペイジからの転載です。

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やむを得ない理由により住所地においてマイナンバーが記載された通知カードを受け取ることが できない方へ

DV・ストーカー行為・児童虐待等の被害者など、住民票の住所地で「通知カード」を受け取れない方は、居所に送付することが可能です。
本人確認書類等を添付した「居所情報登録申請書」を
平成27年8月24日(月)から9月25日(金)までに(持参又は必着)
住民票のある市区町村に持参又は郵送してください。
詳しくはこちらの総務省ホームページを御覧ください。
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2015年9月3日木曜日

傷ついたなんていうモンじゃぁない、自分自身が崩壊してしまった、と、思う今日この頃。
そうなる前に、ご自身と相手との関係性について、考えてみませんか?
付き合い方を変えれば、自分が壊れることなく継続する方法もあるかもしれません。
傍から見て、その人が、「その人らしくない」と感じたら、DVの危険信号かもしれません。
今だから気づいたこと、思うことも多々あり...20年前に、こんなグループがあったら、違う人生を歩んでいただろうと、思う進行人であります。

これってDV!? 秋のグループ開催日程

瞬く間に8月が終わってしまいました。

DVサポートグループは、
9月7日
10月5日
11月2日
各月第一月曜日午後1時30分より3時30分までです。

まだ、チラシができていなくて、直前の告知で申し訳ありません<(_ _)>

DVを経ての離婚裁判~養育費増額請求、挑戦しつつある養育費の延長請求のことなども、
自分の経験した範囲のことなら、お伝えしますので、遠慮なくお尋ねください。

まずは、「これってDV!?と、思ったら、ご参加くださいませ(..)

2015年8月7日金曜日

サポートグループ「さくら」第5回目(6/27)第6回目(7/11)第7回目(7/25)

 第5回目開催の三日前、まさかの「ぎっくり腰」!コルセットを巻いてソロリソロリとグループは開催出来ました。それから一か月、痛みの中で第6回目・7回目を開催することになりました。坐骨神経痛も伴い、長時間座っていることも辛くてなかなかブログをUPで出来ませんでした。
 
 「このままずっと治らなかったら・・・どうしよう?」「以前のように動けるようになる?いつまでこの痛みは続く・・・」と、一向に痛みが取れず身体の自由もままならない。一足飛びに治っていかない不安と苛立ちと情けなさでいっぱいでした。考えていると涙も出てきます。「うつ」へむかっていくようでした。
 
 「うつ」にむかう思考=認知のゆがみ(ものごとの考え方や受取り方のくせ)は、10種類に分けられます。そのなかに「過度の一般化」=一つの失敗や嫌な出来事だけを取り上げて、この先もずっと同様なことが起きると考えてしまう
 「結論の飛躍」=根拠もないのに悲観的な結論を出す。「きっと◯◯に違いない」とネガティブな結論を導き出す。無意識でつぶやいている 「ずっと治らなかったら・・・どうしよう?」の口ぐせもマイナス思考へと導いてしまい、いくつかの考え方のくせが絡み合ってきます。そうなると頭の中は、最悪なパターンをぐるぐると駆け巡ります。

 このぐるぐる思考を止めるには「アウトプット」です。紙に書き出します。今回の場合は日付を書きその日に出来たことや激痛が起きた回数などを記入していきます。数日前には痛くて出来なかったことが、今日は出来るようになっていたり、激痛の起きた回数が減っていたりと、細かい内容が客観的に分かります。そうすると悲観的な気分だったのが、にっこり安堵な気分も出きます。
 話を聞いてくれる人がいれば、話しをすることも「アウトプット」になります。
 私も、今回はメンバーのみなさんに聞いてもらいました(笑)

 そして、明日はいよいよ最終回です。「これまでの私」「今の私」。そして「これからの私」をたっぷりと語り合いましょう!
 ファシリテーター/木近 ちなみ

2015年6月26日金曜日

サポートグループ「さくら」第4回目「私の口グセとマイナス思考」

 6月13日(土)の第4回目のサポートグループ「さくら」は、「私の口ぐせとマイナス思考」のシートを記入していきました。
 ●私の口ぐせ⇒●口ぐせに続く言葉⇒●マイナス思考⇒それぞれにパターン化している考え方のクセに気づきます。
 ネガティブな出来事があったときに無意識につぶやいている口グセを見つけ出して、どのような考え方に結びついているのかを、振り返ってみました。
 例えば、何かアクシデントが起きた場合、「あーどうしよう・・・どうしてあの時・・・」と無意識に口ぐせが出てしまいます。その口ぐせに続く言葉がマイナス思考へとつながっていきます。「・・・大変なことになる・・・またやってしまった・・・私ってダメだ」と、極端に最悪の結末を想像してしまいます。
 無意識につぶやいてしまっている口ぐせが、つらい気分を引き出してしまいます。さらに根拠のない最悪な結論へと一足飛びにつながってしまいます。
 メンバー一人ひとりの口ぐせ、それに続く言葉、マイナス思考が導いてしまった結論をみんなで検証してみました。
 ホワイトボードに書き出してみると、あら不思議!いつも頭の中で思い浮かんでいた最悪な結末ではなく、違った考え方へと結びついたのです。
 最悪なパターンを語っていたメンバーは、半笑い(?)状態です。これまでの経験で上手くいかなかったり失敗してしまったことだけが、鮮明にインプットされているからです。成功した体験もあったはずなのに「たまたま上手く出来ただけ」「私なんてたいしたことはしていない」などと、成功体験が、いつの間にか抜け落ちてしまっているようです。
 ●口ぐせを変える。●人に話したり書き出したりしてアウトプットする。●「よくやった!」と自分でほめて成功体験を積み上げる。
 いろんな方法でうつに向かうマイナス思考を変えていきましょう。
 ファシリテーター/木近 ちなみ

2015年6月10日水曜日

サポートグループ「さくら」3回目開催。あなたの「考え方」のクセを知ろう!

 うつっぽくなるのは性格からですか?と聞かれることがあります。以前は、真面目で几帳面な人がうつになりやすいと言われてましたし、そのように書かれてた本もありました。私もうつ病になったころは、どちらかというと几帳面な方で何事にも一生懸命で真面目でした。そうすることが当たり前だとも思っていました。
 しんどくなってから周りの人たちから「適当にすればいいよ」などと声をかけてもらうのですが、その適当さが分かりませんでした。「手抜きでもいいよ」なんて言われても、どう手を抜いていいのか分かりませんでした。
 自分がやらなければ・・・と思っているので常に必死で頑張っていました。人に助けを求めることは、人に迷惑をかけると解釈していたので、ヘルプなんて言い出せませんでした。
 しかし、うつ病を回復し再発し・・・を繰り返しているうちに、性格ではなく問題なのは「考え方」なんだと気づきはじめました。
 
 5月30日(土)の3回目「さくら」では、「あなたの考え方のクセを知ろう!」のワークシートを使って、つらい気分を生み出す考え方、自分自身の思考パターン、考え方のクセをチェックすることからはじめました。
シートの結果は、6つのクセにわかれます。
1:先読み、2:べき思考、3:思い込み・レッテルはり、4:深読み、5:自己批判、6:白黒思考です。
それぞれに思い当たるところもあり、複数個重なりあってることもあります。
 けっしてこのクセが悪いというものではなく、 「認知の偏り」、「認知のゆがみ」を理解して、ものごとの捉え方の幅を広げるため、さらに行動パターンを増やしていくためのものです。
 
 次回は、「私の口ぐせとマイナス思考」を見つめていきます。つらい気分になる瞬間、マイナス思考に向かう時、気づかずにいつもの口ぐせをつぶやいています。
 無意識なので、なかなか見つけ出しにくいのですが、その口ぐせを違う言葉に変えることだけでも思考パターンを変化させることにつなっがていきます。
 
 ひとりでは、なかなか取り組めないこともグループの中で自分語りをしながら、メンバーの話しを聞きながら見つかることや、気づくこともたくさんあります。みんなでやっていきましょうね~。
ファシリテーター/木近 ちなみ
 
 
 

2015年5月25日月曜日

5月23日(土)サポートグループ「さくら」2回目開催しました。

 今回は、講座室の都合で三週間後の開催となりました。
「ここに来れると思うとワクワクした気持ちとなんだか重~い気分とがまざった感じだった」と話してくれました。
 それぞれ自分自身のこれまでの体験や現在の状況などを話ししながら、グループに2時間参加するのは、たしかに疲れると思います。メンバーの話しを聞いているうちに自分の気持ちが揺れたりもします。帰り道にボヤ~ンとしたなんとも表現しにくい疲労感に包まれることがあります。

 それでも、2回目のサポートグループ「さくら」に来てくれてありがとう~。みんなで「少しでも楽になれるよう・・・」やっていきましょう~。
 
 「認知行動療法」では「あなた」ではなく、あなたの「考え」「行動」を扱います。マイナス思考をプラス思考に変えるのが目的ではありません。問題解決に役立つような現実的で柔軟な考え方、行動が出来るようになるのが目的です。

 私たちは、現実を客観的に見ているようで実際は自分なりの思い込みで見ているところがあります。とくにうつ状態のときは、考え方が極端に悲観的になって自分を苦しめてしまいます。このような考え方の偏り、認知のゆがみが「気分」「行動」「身体」の状態に影響し合います。これらの間で悪循環が生じてそこから抜け出せなくなります。この「ぐるぐる思考」の悪循環を断ちきるための方法としても有効とされています。

 次回は、「あなたの考え方のクセを知ろう!」というシートを使ってみて、まずは自分の考え方のクセを振り返ってみるところからはじめましょう。
  
ファシリテーター/木近 ちなみ
 



 

2015年5月6日水曜日

第15回サポートグループ「さくら」始まりました。


5月2日(土)サポートグループ「さくら」1回目(全8回)を開催しました。認知行動療法の考え方を基本とした~再びうつにならないために予防と回復のために~を、目的としたサポートグループです。
 今回のメンバーは、初めて参加された方、久しぶりに参加された方、前回より引き続き参加されている方などさまざまです。まずは「自己紹介シート」を記入して話せる範囲で発表していただきます。メンバーは「話し手」「聴き手」にもなり大切な時間を共有していきます。
 うなずきながら聴いてくれるメンバーがいる中で、途切れ途切れになりながらも話しが進んでいきます。時には「涙」あり「笑い」あり「涙」ありです。その後、これまでの「さくら」の活動報告と私のうつ病再発回復体験談も交えて自己紹介が終わります。
 そのころには、緊張ぎみだった講座室の空気が、緩やかなあったかいものに変わってきます。
 
 認知行動療法の考え方で「認知を変えれば、気分が変わる」とあります。グループ「さくら」では、今の自分の気分をキャッチすることに取り組みます。はじめは、一つの言葉で「気分」を表現するのはなかなかむずかしいようです。つい「考え」が先行して文章のようになってしまいます。しかしこれも回数をこなして、意識することで「気分」を素早く捉えることが出来るようになっていきます。
 メンバーで輪になって、語り合いながら学ぶ時間の中には、新たな気づきやこれでよかったんだと思える肯定感の芽生えなどでいっぱいになります。
 
 今回は、まだ残席があります。5月23日(土)2回目からのご参加も可能ですので、お申込みは下記までお願いいたします。
ファシリテーター 木近 ちなみ


2015年4月29日水曜日

阿部悦子さん講演「市民派県議・女性県議の第一号として」

4月14日のブログでお知らせした講演会のご案内です。
チラシを貼り付けます。裏面では、安倍さんの紹介と週刊金曜日の記事を紹介しています。今、関西では議会質問を一回もしない議員のことが取りざたされていますが、阿部さんは任期中本会議で85回も質問をしています。彼女は支援者に「阿部悦子を使い倒しましょう」と言われたことがうれしかったと述べています(3月15日愛媛新聞)。
使える議員、使う支援者とは・・・・?
阿部さんの四期16年の経験をお話いただきます。
地方の議会、地方の政治、女性議員etc.etc.関心のある方のご参加をお待ちしています。(Majoッ子)

                                

2015年4月14日火曜日

学習するMajo の会 ビッグ企画のお知らせ

統一地方選の熱も冷めやらぬ今日この頃(本当に熱かったかどうかはさておき)。今回の統一地方選前半戦では毎度取りざたされる低投票率が今回も変わらず話題となりました。無投票の選挙区が増えたことも話題になりました。

・・・・・投票に行かなかった人たち、どうなっても知らないよ、と言っている場合じゃない、巻き添えを食うのだわ。・・・・

 その他に話題になったものとして共産党の躍進、大阪での維新の堅調ぶり、などなど、喜んでいいのか、悲しんでいいのかわからない話題が並びましたが、さらに喜んでいいのか、悲しんでいいのかわからない話題に女性議員の増加がありました。

 喜んでいいのか悲しんでいいのかわからないとしたのは、アイキャッチャーとして使われるような、あるいはアイドル代わりとされるような女性議員ならヤダナと思うからです。でも「〇〇ちゃん」だの「元〇〇」だのって騒ぐのは、その議員のせいではなくて、外野のせいですから、そんなものに振り回されるのはやめておきましょう。自分の役割をアイキャッチャーorアイドルと捉えている女性議員もいるかもしれないけど、多分そんな人はそんなに多くはないと思いますので、ここは単純に喜んでおきましょう。

さてさて、女性が一人もいない議会はどれくらいあるかというと、県議会ではゼロになったものの、市町村議会では女性議員ゼロの議会が約25%もあり、町村議会では女性議員ゼロの議会が
40%にあるそうです。東京都議会で塩村議員がセクハラ野次を受けたことは記憶に新しいのですが、都会で、しかも女性議員が20%近くいる都議会でアレですから、地方で、しかも女性議員が一人しかいないところでの艱難辛苦は想像にあまりあるものがあります。

2014年9月から12月にかけて行われた「”私が感じた差別”全女性地方議員アンケート」(新日本婦人の会)では、女性蔑視や差別、暴言など深いだと感じたことが「ある」という回答が54.1%。「ある」と回答した人のうち現在経験している人が48.5%でした「ある」とした被害が自分自身の経験と答えた人が75%ですから、「ヒドイモンダ」なのです。その他の調査もありますが、ここでは割愛。いずれも少なくない女性議員が被害を受けています。

置きはこれくらいにして、今回の「学習するMajoの会」のビッグ企画とは愛媛県会議員(いつから前議員になるのでしょうか?)の阿部悦子さんをお招きしての学習会です。保守の牙城愛媛県議会の最初の市民派議員、最初の女性議員として4期16年をつとめられた阿部さんのお話を聞き、日本の女性を取り巻く政治状況について考えたいと思います。詳細はまたお知らせするとして、日時と場所のみの告知です。

講演会:「市民派と女性県議の第一号」が経験したこと(仮題)
講師:前愛媛県議会議員 安倍悦子さん
日時:5月11日(月)18時半~会場:フェミニストカウンセリング堺
        〒590-0077 堺市堺区中瓦町1-1-4 辻野ビル2階
                    TEL.072-224-0663 / FAX.072-224-0979   (Majoッ子)

2015年3月31日火曜日

サポートグループ「さくら」開催

うつの辛い時に考える能力がある」と言われたことがあります。
考えているベクトルが過去の時点に戻ってしまい「あの時こうすればよかった。あんなことを言わなければよかった」などと考えて考えて・・・。いくら考えても答えが見つかるはずもなく、そして過去を変えることも出来ないのに・・・それでも考えて考えて・・・夜も眠れずエンドレス^^;
また、未来にベクトルが向いていても、なぜだか最悪な状況を想像してしまい「どうしよう。さらにもっと大変な事態になったらどうしよう」とぐるぐる思考から抜け出せなくなったりしていました。

辛い気持ちになったときに考えを切り替えられたり、不安な気持ちになったときに少しでも和らげれるように、みなさんの大切な考える能力を、これからは、ぜひ、ご自身が生きやすくなるために活かしてほしいと思います。

5/2、5/23、5/30、6/13、6/27、7/11、7/25、8/8の全8回です。
ぜひ、サポートグループ「さくら」にご参加ください。   木近 ちなみ

2015年3月12日木曜日

2015年5月~7月 DVサポートグループご案内

4月はお休みを頂きますが、DVサポートグループ第4期が5月から始まります。

2015年3月1日日曜日

NPO法人ふぇみぱる堺設立報告

2015116日、「NPO法人ふぇみぱる堺」の登記が完了しました。これまでの「NPOFC学会・堺」は「NPO法人ふぇみぱる堺」に変身、新しい法人として生まれ変わりました。
「NPOFC学会・堺」の正式名称は「特定非営利活動法人日本フェミニストカウンセリング学会所属フェミニストカウンセリング堺」です。正式名称があまりに長いので、普段はもっぱら「NPOFC学会・堺」という略称を使っていました。活動の中心を担ってきたのは「フェミニストカウンセリング堺」の講座修了生です。彼女たちが中心となり、2005年に「日本フェミニストカウンセリング学会」の登録団体としてスタートしました。「NPOFC学会・堺」の活動は、日本フェミニストカウンセリング学会の年次大会に活動報告が掲載されるなど、「日本フェミニストカウンセリング学会」の会員活動という位置づけでした。活動の幅が拡がるに従い、この位置づけを理解してもらうのが難しくなっていました。
「NPOFC学会・堺」の活動は、学んできたグループトレーニングを実践したり、男女共同参画センターの公募企画に応募したりというところから始まりました。最初の大きな活動はジャンプ助成金を得ての「女性のためのパワーアップトレーニング」開発です。それからパワーアップトレーニングの実践、全国的なキャンペーン電話相談活動への参加など、活動は徐々に広がっていきました。結成から5年が経過した2010年、NPO法人として自立しようという話が持ち上がり、そうだ、そうだと衆議一決したのはよいのですが、5月に設立を予定していた2011年、大きな事業に参加することとなり、「NPO法人設立どころじゃないでしょ」状態になりました。それが最初のつまづきです。それから、毎年、再度、再々度の衆議一決をしてきました。そのたびに少しずつ必要な書類を整え、とやってきたのですが、誰かの頭に申請作業の全体像が入っているわけでもなく、一つクリアすると次の段階でつまづき、と、再々々度の衆議一決へ・・・・と亀のような歩みをしていました。そこに彗星のように現れたのが小山さんです。彼女がNPO法人設立の経験者であることが判明した途端「やって、やって」「お願い、お願い」という依頼(懇願?)の大嵐。大絶賛(絶叫?)の中で引き受けていただいた後は、怒涛の設立作業となりました。とは言え、怒涛だったのは小山さんおひとりで、他のメンバーは、はいっ!はいっ!と言うことを聞いていただけです。
 今回の教訓は「やればできる」というのは確かにそうかもしれないが、下手で向いていないものがやるより、得意でよく知っている人がやったほうが何倍も早く効率よく物事が成就するということでした。
4年間グズグズしてできなかったNPO法人設立の作業が、最短でできたのですから、本当に奇跡のようなことでした。
 念願の自立を果たし、生まれ変わった「NPO法人ふぇみぱる堺」です。これまでの活動に加えて、小山さんの肩にかかってのことではありますが、確かな事務局体制も整いつつあります。
これからの活動にどうぞ、ご期待ください。

315日の玉ねぎ交流会の席上、設立報告をさせていただきます。
そのおりにこれまでの軌跡なども簡単にご紹介したいと思います。
一緒に活動をしたいという方のご参加もお待ちしています。


新生「NPO法人ふぇみぱる堺」をよろしくお願いいたします。

2015年2月20日金曜日

セレブリティ・ゴースト

女優のルネ・テイラーさんの体験記です。
ネタばれしますので、自分で見たい方は読まないでください。
彼女の母親は、女優になることを夢見ていたのですが、断念します。
娘が生れると、エネルギーのすべてをつぎ込み、娘は女優になりました。
夫と組んでエミー賞を受賞したとき、
母は「そのトロフィーをくれたらとてもうれしいのに」、と言いましたが、娘は断りました。

ルネさんは映画を作るとき、母の出られる役を作り、母はそれをとても喜びました。
ところが、監督はそのシーンをカットすると主張し、ルネさんがいくら頼んでもだめでした。
母はとても動揺し、泣きました。そしてそのすぐ後に、死んでしまいます。
ルネさんは罪悪感に悩まされ、泣き続けました。

そしてある日、ルネさんは、自分以外の誰かが、家の中で泣いているのに気付きます。
それは、若い時そのままの母でした。
母の幽霊はその後も出続けました。
自分が持っていて、母が持っていないものに罪悪感を感じ、悩まされ続けたルネさんは、
夫の助けでサイキックに来てもらいました。
現れた母は、黒いケープをまとっていました。
結末は動画をごらんください。

これを見て思ったことは、ルネさんの母が、娘にエネルギーをつぎ込まなければよかったのに、ということです。娘なんか無視して、自分のいいようにできればよかったのに。
だけど、それには、周りの男性の目線が厳しすぎたのではないでしょうか。
まるで罠にかかったように、自分のしたことがすべて裏目に出てしまう
母という役割は、なんかおかしいと思いました。
なりたいものになるのに、自分ひとりで頑張った母と、ルネさんの差は大きすぎると思います。

文化的活動に誰もがもっと参加しやすくなるといいのになと思いました。(YO)                                 



2015年1月29日木曜日

全力離婚弁護士 NHK モラハラ夫

http://www.nhk.or.jp/nagoya/rikon/story4.html

高橋さんと三浦さんの離婚騒動以来、モラハラという言葉が脚光を浴びつつある模様。
Case4で大竹まことが演ずるモラハラ夫。思い当たる女性たちが多かったのではないでしょうか?
・自分の価値観がすべて
・妻は自分にしたがって当然
・離婚なんぞを言い出した妻は弁護士に踊らされているに違いない
・自分のしている行為によって妻が傷ついているなんて、全く自覚がない。

ただただ、夫に小言を言われないようにと必死で家事をこなす妻。
夫は勝手に妻の生甲斐でもある店を閉めて、隠居しようなどと言っている。
「え、ずっと、この人と二人っきりで温泉地で暮らすの????」
妻の困惑は、この点だったに違いないだろうと私は思っているのだけれど...
ドラマは、ドラマなので、二人の一番大切な「店」を守りながら別居を続けようという選択で落ち着く。

ウチの夫もモラハラじゃない?って、思った方は...
DVかもしれない人たちの語り合いグループYOU「これってDV!?」へお立ち寄りくださいませ
次回は2月2日月曜日でございます。

(悠)