2012年11月12日月曜日

サポートグループ「さくら」からお知らせ

~再びうつにならないために予防と回復のために~を、目的としたサポートグループ「さくら」からお知らせです。
2006年3月からはじまり、あさって11月14日(水)から第13回目を開催します。
フェミニストカウンセリング堺には「うつのグループがある・・・」と言われるように定期的に開催を続けてきたのですが、7年目を迎えこのあたりで立ち止まってこれまでの「さくら」を今一度見直してブラッシュアップし、さらなる新しい「さくら」を誕生させたいと考えました。
常に開催していたサポートグループ「さくら」なのですが、この第13回目の開催で一旦、終了とさせていただくことになりました。
みなさんの中には、次の「さくら」に参加しよう・・・と思ってくださっていた人もいるかもしれません。なので、今回は、2回目の開催日11月28日(水)からの途中ご参加も可能とさせていただきました。最終のグループ「さくら」を、みなさんと共に充実した時間にしたいと思います。
あさってからの開催を目前にして、急なお知らせとなり申し訳ありません。
ぜひ、ご検討のうえご参加ください。お申込みは、フェミニストカウンセリング堺までご連絡ください。
世話人/木近 ちなみ

2012年11月5日月曜日

サポートグループ「さくら」開催します。

☆サポートグループ「さくら」開催のお知らせです。

2006年から「再びうつにならないために~予防と回復のために~」を目的としたサポートグループをはじめて、今回、11月から第13回目を開催します。 
日程・・・11/14、11/28、12/12、(2013年)1/9、1/23、2/13、2/27、3/13の
水曜日。時間・・・AM11:00~13:00。場所・・・フェミニストカウンセリング堺 講座室にて。
参加費・・・15,000円(全8回分)。定員・・・10人。

☆バランスの良い考え方に・・・☆認知の幅を広げるために・・・☆自分の問題解決にむけて・・・と新たな認知をプラスして行動を変えていく「認知行動療法」をグループで語り合いながら学んでいきます。うつを回復してきた世話人の体験談も交えながらすすめていく全8回の講座です。講師は、加藤伊都子フェミニストカウンセラーです。

参加されるのを不安に感じている、少し聞きたいことがある・・・などなどありましたら、お問い合わせは、ファックス、072-224-0670へ。折り返しご連絡いたします。
ご参加お待ちしております。
世話人/木近 ちなみ


2012年10月30日火曜日

「愛の残像」 * 愛の桎梏か芸術の罠か *

女優はエレベータの無いアパルトマンに住んでいる。その女優を撮るため、写真家は機材を担いで階段を上る。
そうして出会ったキャロルとフランソワ。二人はたちまち恋に落ちた。
キャロルには、ハリウッドで映画製作をする夫がいるがパリに戻ることは少なく、彼女の気持ちは冷めている。どこか投げやりで生きることに倦み、それでいて内に抱えた激しい感情を扱いかねているような、そんな不安定さを纏っているキャロル。
フランソワは思いがけない恋の訪れに、ただ無邪気に身を任せただけのように見える。
キャロルの苦悩と孤独には無頓着なままで。
「わたしが病気でも愛せる? 頭が狂ったとしても?」「永遠に愛してる?」という問いに「それ以上だ。そのずっと先まで」と答えるフランソワ。
 ところがある日突然夫が帰ってきて、服を身につける間もなく部屋を逃げ出した時から、彼はキャロルから遠ざかる。恋の始めの高まりが幻滅に変わるのはたやすい。そういうことだろうか?

フランソワを待ちわびながら、キャロルは次第に精神のバランスを崩していく。
この間、二人は電話やメールではなく手紙を交換する。

舞台は現代でありながら、この映画全体からクラシックな印象を受ける理由は、このことばかりでなく撮影手法自体(と言っても知識不足ゆえあくまで印象だが)もそうである。最新技術を駆使した映像も過激な描写も無い。ジャン・コクトーのシネマトグラフやマン・レイの写真を彷彿とさせる、シュールリアリズムの時代の趣きがあるのだ。そして全編に流れるヴァイオリンとピアノの曲は、古典的かつ普遍的な男女の恋愛悲劇に似つかわしい。

 キャロルは精神科の病院に入院するが、その治療()には少なからず驚かされた。今でもあのような措置がされているのだろうか。

病院にキャロルを見舞ったフランソワが彼女を連れ出そうとする場面で、大島弓子の『ダリアの帯』が即座に思い浮かんだ。その結末はあまりに異なっているけれども。

やがてキャロルは退院したが、フランソワは戻らない。すでに別の恋人が居るのだ。失意のキャロルは酒と薬に溺れるようになり、遂には死んでしまう。

フランソワは果たして、ありふれた不誠実な男なのか。
『ダリアの帯』では、妻を病院から連れ戻した後、夫は全てを引き受ける。互いが老いて死ぬまで。そして最後は超自然的とも言えるような境地に至る。これは女性にとって理想のひとつかも知れない。しかし男性であるフィリップ・ガレルによるこの映画は、もちろんそのようには進まない。(原作はフレデリック・パルドの小説『スピリット』)
 恋人から妊娠したと告げられて、すぐに「こどもなんて無理だ」ということばが出るフランソワ。ここは、斉藤美奈子の『妊娠小説』ならば鋭く突っ込みを入れる所だろう。
最初の動揺が治まった頃にはこう尋ねる。「こどもができても僕への愛情は変わらない?」なんという臆面もない幼さ。責任だとか父親としての自覚云々どころではない。思わず天を仰ぎ溜息つきたくなった。似たようなセリフは、日常のどこにでも転がっている。    

それでもフランソワは知人から家庭を持つ喜びや幸福を語って聞かされる内に、結婚に前向きになっていくように見えたのだが。

“一組のカップルが誕生するということは歴史が出会うことだ”。これはフィリップ・ガレルのことばである。しかし皮肉なことにフランソワは結局、今の恋人と共に歴史を作っていくことを選ばない。こどもを持つことへの恐怖、またそれによってもたらされる変化への恐れなのか。そこにキャロルへの贖罪の意識が幾分か入り交じっていたのか。        

フランソワは鏡の中にキャロルの幻影を見出す。一見するとキャロルの彷徨う魂が亡霊となり、黄泉の国へフランソワを連れ去ろうとするかのような描写である。(これはまるでコクトーの『オルフェ』ではないか)けれども、むしろ幻影を呼び寄せたのはフランソワの方だ。自らが置き去りにしたはずのキャロルを、逃げ場所にしようというのか。

あるいは彼はこの先に待つ人生の重さに気づくことで、遅まきながらキャロルの愛と死の重さをも同時に知ったのだろうか。
もし彼を愛の殉教者と捉える人がいたら、二人はこれで永遠に結ばれたと言うかも知れない。キャロルが望んだように?

そんなお伽噺が、絶望の果てに死んだ彼女を救うとは思えない。

フィリップ・ガレルはかつて、ニコの夫だった。
モデル、女優、そして歌手。一時期ヴェルヴェット・アンダーグラウンドにも在籍していたあのNicoである。華々しい経歴と多くの愛の遍歴。ミューズ、アイコンと讃えられながら、薬物依存でボロボロになったニコの最後は痛ましいものだったらしい。映画の中で「絶望した人間は救えない」というセリフが出てくる。彼女の『The nd』を聴いたのはとうの昔になったが、歌い手の孤独の凄まじさが伝わってくるようで戦慄したのを覚えている。男性の手による作品は女性を描き得るのだろうか? 女性をインスピレーションの源泉とする芸術作品の中の多くは、素晴らしい傑作であれ醜悪な駄作であれ、そこに描かれた女性像については畢竟、男性自身がそう望んだところのファンタジーであり生身の女性の現実とは別である。



美は思想を嫌う ”~ジャン・コクトー。
このことばにうなずくこともある反面、そうとも限るまいと思うのだ。おそらくその両者が牽制しあうことなく並び立ち、一つに結実した例は稀なのだろう。
時には絵画のように見える静謐で深い陰影を湛えた画面、詩のように語られることばの響き。あえて意味など問わずただそれを見る喜びに束の間浸り、まどろんでいたいという気にもさせる。この夢幻的な映画は、そんな誘惑に満ちている。芸術という名の罠なのかも知れない。                   (2012.10. 8 矢車菊 香)

2012年10月26日金曜日

今日のこと                              「さかいボランテイィア市民活動フェスティバル」の準備

矢車菊香さんからいつもの映画評が届いているのですが、なかなかアップできずにごめんなさい。貴重な映画評をアップする前に、ちょっと今日のことを・・・・・。

明日27日は堺市総合福祉会館で行われる「さかいボランテイィア市民活動フェスティバル」に今年もNPOFC学会・堺は参加します。参加するのは、まず5階の活動紹介の展示コーナーと3階で13時~15時の間行う「自分を知る」コーナー。ここではアサーティブ度チェックをします。チェックと言えば、5階の展示コーナーにも「うつ」チェック用紙と「デートDV」チェック用紙を置いてあります。是非お試しください。

というわけで、今日はその準備をしたのです。

 まずフェミニストカウンセリング堺の講座室で、あれこれ準備。今まで参加したことのないメンバー3名でこんなのがあればいいかね、というものを、NPOFC学会・堺の引き出しから引っ張り出したり、切り張りしたり・・・・・・。

夕方になり、作品群(?)をトランクに詰め、福祉会館にGO!
会場に入って、3名がすぐに思ったこと。
・・・・・・「負けた!」・・・・



もうすでに準備ができている他のグループさんの力作の素晴らしいこと!きれいなこと!手がこんでいること!

それから3名のああやったり、こうやったりが始まりました。

だけど用意した作品(?)だけではどうにも賑やかにならない。そこで急遽、フェミニストカウンセリング堺から造花だの何だのを持ってきて、賑やかしに・・・・。その結果がこの写真です。

どうです?結構いいせんいっているでしょう?


明日お時間のある方は、是非NPOFC学会・堺
の力作展示をご覧にお出かけください。

実物を見たらわかると思いますが、写真は、「真を写す」もの、にも関わらず、実際よりさらに美しく見せてくれるような気が・・・・・

明日日曜日、10時からフェスティバルは始まります。詳しい情報は堺市社会福祉協議会のホームページ http://www.sakai-syakyo.net/fes2012/index.html  でご覧ください。模擬店が出たり、ステージでいろんなパフォーマンスが行われたり、で。お祭りの名にふさわしい賑やかさですよ。  (PON子)

2012年9月9日日曜日

サポートグループ「さくら」おしらせ


精神科医 大野 裕さん(認知行動療法センター センター長)の講演会へ参加してきました。


偶然にも講演会場の席で大野氏と隣り合わせに座る時間があり、写真でわかるでしょうか?
サインをもらうことが出来ました。

「『こころが晴れるノート』を参考にクリニックでグループをしています。記念にサインをお願いしてもいいですか?」と声をかけると、「そうですか!がんばってくださいね」とやさしい笑顔で応えてくれました。


9月8日(土)は、午前中、我孫子にある心療内科クリニックでグループセラピーを行っていたの
で、バッグに大野裕氏著『こころが晴れるノート うつと不安の認知療法自習帳』を持っていたのが幸いでした。

なんだか、ホッとあったかく、励みになる出来事でした。(きちか)

  ***   ***   ***   ***   ***   ***   ***

さて、サポートグループ「さくら」の番外編のお知らせです。

9月26日(水)・10月3日(水)・10月10日(水)AM11:00~13:00、FC堺の講座室にて
講座内容は・・・
「語り合いとロールプレイ~マイナス思考のもとになった親の言葉、悲しい記憶などに焦点を当てて考えます~」
講師は、加藤伊都子カウンセラー

「さくら」の番外編の講座は、これまで「さくら」に参加されたメンバーを対象に企画しています。なので番外編に参加されると、メンバーの同窓会のような雰囲気で「帰ってくる場所があるっていいな」と、リラックスしながらもあらたなパワーを吸収しているような感じです。


その後の予定として・・・
定例の「サポートグループさくら 第13回」を開催します。
11月14日・28日、12月12日、(2013年)1月9日・23日、2月13日・27日、3月13日
(全8回)水曜日、AM11:00~13:00、FC堺講座室、講師は、加藤伊都子カウンセラーです。

みなさんのご参加お持ちしています!    グループ世話人/木近 ちなみ


2012年8月19日日曜日

「危ないことしちゃいけない」ってことを知らない日本政府の男たち


関西では関西電力前で「再稼動反対」。松山では今日伊方原発再稼動反対の集会。       http://tanakaryusaku.jp/
瀬戸内海は狭く、万一伊方原発が事故を起こしたら、四国はもちろん、山口、広島、岡山の中国地方、多分兵庫県も、そして大分、福岡の九州も、みーんな汚染され、漁業壊滅、農業壊滅、風光明媚もみーんな壊滅・・・・。何でそんなことしたいかね。
もちろん大飯原発も同じこと。
1979年3月28日のスリーマイル島原子力発電所での事故のときは、自分のこととして受け止めるには、ちょっと遠かった。自分もまだ若かった。そして1986年4月26日のチェルノブイリ原子力発電所での事故。今度は少し年もとっていて、地球が汚染され、世界の終わりが来るのではという絶望を感じた。生野菜、きのこ、牛乳は摂取しないほうがよいと知ったのは、事故後しばらく経ってから。食べてしまったもの仕方ないよね、と居直ったものの、その後、安売りのパスタだの、ヨーロッパ産のフルーツの缶詰などを見ると、もしや、と疑った。
そして2011年3月11日、今度はもっと絶望した。多分東京もアウトだと思った。今東京は以前同様に機能しているが、病人が増えているだの、被災地と同レベルの汚染があるだのという噂を聞く。確かめようもないが、関西は、ホットスポットのような場所はあるものの、どうやら汚染はまぬがれているらしい。
でも、大飯原発で事故があったら・・・・・、今の僥倖はその時点で終わり。私は3回目の絶望を味わうことになる。そしていやーな気持ちを抱きながら、仕方がないよね、と言いながら水を飲み、コメを食べる。だけど、子どもたちは、若者は・・・・?いやーな気持ちになるくらいではすまない。
日本政府はどうしてそんなことしたいかね。
車道を走ってわたるこどもに「危ないことをしちゃいけません!」って叱るでしょ。車道を走って渡って万一のことがあったら、自分とその家族、知り合いは大きな悲しみにさらされ、運転手さんとその家族、知り合いには多大な迷惑をかけ、やはり大きな悲しみを与えてしまう。原発が事故ったら、そんなレベルじゃない。多大な迷惑をこうむるのは、日本に住むすべての人。大きな悲しみにさらされるのも、日本に住む全ての人。もしかしたら、隣国を含む地球上全ての人々。
「危ないことしちゃいけない」ってことを知らない日本政府の男たち、みんながやめろって言っているのに、耳を貸さない日本政府の男たち。みーんな子ども以下。                                     (PON子)

2012年8月17日金曜日

2012年8月定例会

昨日木曜日は、毎月一度の定例会の日でした。どなたでも参加してくださってかまわないのですが、今のところ、各部会のリーダーが集まり、種々の情報交換や、この前の1ヶ月の活動報告、今後の活動予定の確認などを行っています。

今月のニュースは、東村さんの逝去以来参加のなかった電話相談部会から、Hさんが参加してくださるようになったことです。東村さんと同じ頭文字のHさんは、現在全国共通DVホットラインやさかい・おんな電話相談を担当、電話相談部会のメンバーとして活動されています。
電話相談部会からの参加があることで、他のメンバーにも電話相談部会の動きがわかるようになるだけでなく、他の部会の活動が電話相談部会のメンバーにも伝わりやすくなると思います。これまでも議事録やメールでお知らせはしているのですが、やはり、顔を見ての情報交換には劣ります。またあれこれ横道にそれながらのディスカッションもとても大事。

 今回の定例会で報告されたのは、相談を受けてさまざまな援助機関を紹介はしているが、そこがどのようなところなのか今一つイメージができないという電話相談員の声でした。それならば、ということで、次回のフェミニストカウンセリング研究会では、どこに見学に行きたいかを出し合い、見学会の企画を立てましょうということになりました。小さな組織、顔の見える組織であればこその小回りのよさではないでしょうか。

もう一つ現在使っているパソコンをネットにつながるようにしようということも決められました。少しお金がかかりますが、今の時代、ネットにつながらないようでは、ちょいと時代遅れ、ということで、こちらも衆議一決。ルーターとして使用する携帯電話を購入することにしました。等々、あれこれ少しずつ決まっていくNPO定例会報告でした。
                                                    (PON子)                             

2012年8月16日木曜日

堺東銀座商店街でであった行列

昨日のこと。急ぎ、堺東駅に向かっていたときに目の前に現れたのは、何と、堺東銀座商店街を練り歩く花魁道中。


道中と言っても花魁さんは一人なのだが、写真でもおわかりのとおり、なかなかにお美しい。

これ、以前どれみふぇがあったビルの5階にある劇場のデモンストレーションだと思うけど、「いろんなことがあるわね、堺東銀座商店街」という感じです。


これまでにも、芸能人が町を歩きながらあれこれレポートする番組の撮影中というのを見かけたことはある。ちなみにこれまでに行き合ったのは、TOKIO、チュートリアルとノンスタイル、円ひろし。



だけど、花魁道中というのは初めて。こちら後ろからあおぎながらついて歩いている人々。

衣装を着た劇団の人と一 般の人(ファン?)と。

最後に花魁さんがはいていた厚底サンダルのようなぽっくり。

思わずカメラを取り出した光景でした。(加藤)

2012年8月13日月曜日

YOの夏休み ひまわり観察 その2



帯化したひまわりを見つけました。
性センターの南側の花壇で、列の一番左端の一本だけが帯化していました。花に蕾がくっついて出てきたりしています。

 茎も何となくひょろっとして 扁平で、この一本だけ、つぼみの付き方が違うなと思いました。                            市役所前のひまわりはもうなくなっていましたが、左の写真は、まだあったときに見つけた、もう一つ別のひまわりです。  (YO)



                                  


2012年8月3日金曜日

YOの夏休みひまわり観察


 市役所前のひまわりに帯化がたくさんありました。堺市駅前の猫じゃらしの、先が二股に分かれたのが何本もあるところも見つけました。

やっぱり肥料の中の放射能が原因じゃないかと思います。猫じゃらしは、雑草だけど、土を捨てるとか、何か、そういったことが原因なのではないかと思います。

場所はJR堺市駅のホームの西です。大きい猫じゃらしが生えていて、そこだけ二股とかになっていました。



植木鉢の放射能を測れたらいいなと思うんですけど、誰か測定器を持ってませんか?
市役所に聞いたら、ないといわれました。
写真以外にも、帯化したひまわりはたくさんありました。
古墳の近くの畑で、ひまわりを植えているところは、昔ながらのひまわりで、正常でした。  (YO)


2012年7月14日土曜日

子どもたちを放射能汚染から守るために「河北新報」全面意見広告への賛同のお願い


こんな情報がありました。何かしたいと思っている方、いかがでしょうか。(PON子)

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 宮城で「子どもたちを放射能汚染から守り、原発から自然エネルギーへの転換をめ
ざす女性ネットワークみやぎ」が立ち上がり(趣旨は添付チラシをご覧ください)、
東北の地元紙「河北新報」に全面意見広告を掲載する取り組みを始めました(8月掲載予定)。
 掲載には300万から400万円かかります。そのため1万人の賛同者を集めたいと考えます。
名前は豆粒のような大きさですが掲載される予定です。是非この趣旨にご賛同いただき、
ご協力いただければ嬉しく存じます。
 賛同金は1人1口500円、団体は1口1000円です。全国どこにお住まいの方でも結構です
賛同金は新聞への意見広告代と上記の会の活動資金に充てます、チラシをご参照ください)。 
チラシはhttp://homepage3.nifty.com/seikatusisoからご覧いただけます。


 放射能汚染問題にかかわっている皆様も多いかと存じます。津波・震災被災地宮城も女川原発を抱え、
津波被害の復興もままならないなかで立ち上がった会です。


【締め切り】8月1日
【郵便振込について】振り込み手数料は自己負担にてお願いいたします。500円ですと窓口振り込みは120円、ATM80円の振り込み手数料です。
  個人一口500円 団体一口1000円
 郵便振替 払込番号 02270-5-118883(右詰めで記入)
      加入者名 放射能から子どもを守る女性ネットみやぎ
*新聞に名前が掲載されるのはちょっと、という方は、何人かでグループを作って、1口1000円で
グループ名での掲載をするという方法もあります

【賛同申込み書(下記、入れ込んで、下に書いてある会のアドレスに送信してください)】
■ 新聞紙意見広告賛同金
  個人(一口500円)     口     円
  団体(一口1000円)      口     円
■新聞紙面にお名前を 掲載する( )  しない( ) ○を入れてください
*申込者(                     )
 掲載するお名前(申込者と異なる場合はご記入ください)【        】
 *連絡先、下記いずれでもOKです
  ・住所
  ・電話
  ・メールアドレス
  お問い合わせ、ニュース配信に使用させていただきます。その他の使用はいたしません。
 以上を
 件名【意見広告賛同】として
 メールアドレス housyanoujoseinet@hotmail.co.jp または
 ファクス 022-215-3120
 までお送りください
 

2012年7月11日水曜日

やっと・・・・・ホッと・・・・


全国共通DVホットラインの相談員向け研修の通知をやっと作成しました。早くしないと、お知らせが研修の直前になってしまう・・・・ということで、アタフタ、ドタバタの作成となりました。

研修日は8月5日と6日。夏のかきいれどきでホテルもシングルでの使用は無理そうですし、部屋も40名定員のところしか借りれそうもありませんが、それでも夏のユニバーシティ間近のホテルでの研修です。フィリップ・モリス社の支援で、結構高額になるあれこれをまかなうことができ、感謝、感謝です。

参加団体も増えた全国共通DVホットライン。6日には参加団体の交流会も企画しています。詳しい情報は、http://dvhotline.web.fc2.com/ に近々にアップされることと思います。とりあえずはホッとしましたということをこのブログで吐露・・・・。   (DVホットライン連絡会事務局)

2012年7月1日日曜日

6月29日の首相官邸前と関電前



6月29日、首相官邸前に15万人、20万人が集まったといわれる日. (官邸前の空撮写真。写真をアップしたいと思ったのですが、うまくいかないので、アドレスを掲載します)。東京の抗議活動が首相官邸前なら、関西の抗議活動は関西電力本店前ということで、関西電力の前に行ってみました。ちょっと間違ってグルッと遠回りをしてしまったのですが、関西電力に近づくに従って、何やらざわめきのようなものが聞こえてきました。ブラブラ歩いている私に、私より若干年上と思われる男性が、再稼働反対のチラシを渡してくれました。彼は嬉しそうに、いささか興奮気味に、「あっちまでずーっとおる」と、つまり関電社屋をぐるーっと人がとりまいていると教えてくれました。

後でネットを見たら、東京でも、「60年安保以来だ」と興奮気味に語る人のことなどが書かれていました。確かに老若男女が一つの課題で結集することなど、ここ何年もありませんでした。ドーンセンター廃止反対を訴えた時も、ドーンセンターを心の支えとする女性たちにとっては生きるか死ぬかの、切実な問題でしたが、男性にとっては無関係の問題でした。非正規雇用の待遇改善の問題も、非正規雇用の女たちにとっては、生活に直結する問題でしたが、それ以外の人々にとっては遠い問題・・・・・・・。

 しかし原発の問題は誰にとっても遠い問題ではありません。福島の事故で見てきたとおり、いったん事故が起これば、性別も職業も関係なく誰にでも放射能は降り注ぎます。そして放射能は、子どもや妊婦さんなど、弱い存在、しかし我々が未来を託す存在に、より深刻な影響を与えます。関電前でも若い人や、子どもを連れたお母さんがたくさんいましたが、必死になるのはわかります。自分個人で言えば、60才過ぎは、まあ、もう大した影響は受けないかもしれません。でも苦しむのは、自分の子どもや孫といった年齢の人たち。よけい黙っててはいかんだろうと思います。

福島の事故は今も終わっていません。それなのに再稼働を言う、その神経がわかりません。

 この抗議活動がどれほどのひろがりを見せるかわかりませんが、少しずつ少しずつでも参加する人数が増えていくことを願います。そして暴徒として鎮圧されるのではなくいつの日か、もちろん次の事故が起こる前に、原発の息の根を止める日が来ることを願います。     (加藤伊都子)



2012年6月28日木曜日

グループさくら番外編の予告

グループさくら「再びうつにならないために」は昨日で、全8回の7回が終了。後1回を残すのみとなりました。
今回はロールプレイをしてみたり、ちょっといつもと違った趣向のセッションもありながらの7回でしたが、最終日に向けて自分の思い込みを是正する方法について確認をしました。最終日にはそれぞれの非機能的思考を押さえ込める言葉が見つかればいいなと思っています。

ところで講座終了後に、世話人の木近さんと話し合い、秋の「再びうつにならないために」を始める前に、全3回の番外編を行うことにしました。グループさくらは基本的に月2回のペースでやっているのですが、この番外編は3週続けて、密度濃くやってみようということになりました。
予定は9月26日、10月3日、10月10日。内容については、これからつめていきますが、これまでにはない趣向でやってみようかなというのが木近、加藤の一致した意見。
まだ最終回が終わっていないのに、次の予告というのも急ぎ過ぎの観がありますが、決まったばかりの番外編の予告でした。           (加藤伊都子)

2012年6月3日日曜日

6/2 私は私。母は母。講演会


  昨日、加藤伊都子カウンセラーの『私は私。母は母』の出版記念講演会に行ってきました。
会場は、堺市総合福祉会館5F大研修室、大きな会場が参加者のみなさんでいっぱいでした。

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写真の『母娘かんけい』の冊子を、グループスイトピーのメンバーとして関わって作ったのが、
2000年。あれから12年もの月日が過ぎて・・・今では・・・

~~~~こんな時代もあったよね~~~いつか、笑って話せるわ~~~~

このグループでの語り合いの中で、私だけが「うつ」をテーマにしていたので直接「母娘関係」では
ないのかしら?なんて 思いながら二年間つづけていました。
「他者優先」を辞めることで伴う「罪悪感」を、感じながら日々葛藤していたように思います。

現在、FC堺の講座室で「再びうつにならないために予防と回復のために」のサポートグループ
『さくら』を、開催しています。
(ちなみに、この「さくら」の名前の由来は、以前うちで飼っていた犬のなまえからです)(笑)
それと、昨年から大阪市内のクリニックで「うつからの回復体験」と「認知行動療法」を交えて
グループセラピーを行っています。

いろんな場面でしんどさを抱えて参加される人それぞれが持っている「当たり前」としてきた認知
(ものごとの捉え方)。それを少し広げてみて、他の捉え方もある、見方もある
→そして、行動パターンを変えてみる・・・と、そこまでいけばいいのですが・・・。

私もそうであったようになかなか今までの「当たり前」を手放すにはとても時間がかかります。
しんどくて時間のかかる作業を続けていくのには「グループの仲間」がいてくれたというのは
とても、励みになりました。

ここでのグループの経験は、私の底力になっていたんだ~と、あらためて思いながら講演を
聴いていました。ありがとうございました。

木近 ちなみ


2012年5月29日火曜日

2012年5月9日水曜日

おかしい花

堺市内のとある場所の、ポンポンデイジーです。
おかしいのがいくつかあります。
去年もおととしも、こんな花は見たことがありませんでした。
放射能の影響かもしれないと思い、不安になりました。
きまった場所にあるので、肥料か何かに放射能が含まれているのでは、と思います。
「関係ない」と言われるかもしれませんが、投稿しておきます。  y
      

2012年5月4日金曜日

映画「ニーチェの馬」*“世界の終わり”の先にあるもの*



これは言葉が不要の映画ではないか?
実はナレーションがありセリフもあるのだが、仮にそれらが無く映像と音のみであっても、観る者を圧倒するのではないか。そう思わせるほど、このモノクロの映像は力強く美しい。
冒頭でニーチェの逸話が短く語られる。そして馬! 老人が乗る荷車を引き、苦しげに上体を揺すぶりながら進む、疲れ切って汚れた馬の顔をカメラは長く捉える。
“この人を見よ”ならぬ“この馬を見よ”と言うがごとく。

連日止まない嵐。吹きすさぶ風の中の荒野。そこに建つ小さな家に老人とその娘が住んでいる。彼等の暮らしは、極端なまでに簡素で単調だ。 
娘は、右腕が不自由らしい父を着替えさせ、強風の中を井戸まで水汲みに行き、食事を作り、馬の世話をする。後は窓辺に座って、身じろぎもせずに嵐の荒野を見つめる。
父親は険しい表情で娘を凝視する。二人の間に会話はほとんど無い。食事はいつも茹でたじゃがいもが1個ずつだけ。熱いはずのそれをなぜ素手で食べるのだろうか。娘はその1個さえ、ほんのわずかしか口にせずに残す。
黙々と繰り返す日常。そこには、ただ生きるための労苦だけがあるかのように見える。
反復する動作、反復する音楽。そして気がつくと風の音までもが呼応するように、一定の旋律を反復している。

ある日、馬は命令に従わず動こうとしない。鞭打たれる馬の目から涙が幾筋もこぼれ落ちる。衝撃を受けた。馬も泣くのだろうか。 
唯一長いセリフを喋るのは、酒を分けてくれとやってきた男で、「村は気高い人達と神によって破壊された」と滔々と語る。まるでモノローグのように。これはニーチェ的人物と捉えてよいのか。
同じ繰り返しに見えた生活が、少しずつ変わっていく。井戸が涸れ、別の場所へ移動せざるを得なくなる。しかし彼等の姿は丘の向こうへ消えてから、程なく同じ道をまた戻ってくるのだ。あの男が話したとおり、おそらく村は破壊されていたのだろう。
 
行き場を失って居場所はもうここにしか無い。ところが馬はいよいよ食べることさえ拒否し、そしてなぜか火種も消えてしまう。やっと嵐が止んだその日に。
それでも父と娘は、いつもと同じようにテーブルで向かい合う。茹でることも叶わないじゃがいもを生のままで齧る父。「食わねばならん」と言いながら。最後の場面では二人の姿は、まるでイコンのようである。
 これが世界の終わりなのか。あるいは神が創り破壊したそれとは、別の世界の始まりなのか。
この映画を、昨年の大震災と原発事故後の日本で生きている私たちに重ね合わせてみることもできなくはない。今の日常は、カタストロフィと見紛う大災害に見舞われ更に目に見えない物質によって汚染された、いわば破壊された世界のその後である。そう捉えると映画は答えを示しているのではなく、むしろ観ている側に鋭く問いかけており、答えを出すのは私たち自身であると気付かされる。

 神なき世界をいかに生きるのか、それはニーチェが探究したテーマだったと言えるが、私たちはもはや新しい神を探すことはない。無自覚なままどのような形でか、破壊することに加担していたかも知れない自分自身の手で、誰も経験したことのない世界をこれから造っていかなければならないのだろう。“永劫回帰”説に依るまでもなく、“超人”の出現を渇望するのでもなく。

 タル・ベーラ監督はこれが最後の映画だという。
「言いたいことは全て語り尽くした」と。この先何か作品を作っても、それは繰り返しであり模倣でしかないと言い切っている。前作の『倫敦から来た男』からようやくタル・ベーラの映画を観始めた私は、(追いついた途端に、もう最後とは)そんな何か心許ないような気持ちになったが。ともあれ、間に合ったのは幸運だった。確かにそう思える映画と同時代にめぐり合うことが、そう度々あるとは限らないのだから。
     ( 2012. 5. 2 矢車菊 香

2012年3月24日土曜日

「レズビアンマザー・家族の自死を見つめて」の再放送

NHKのEテレ「ハートをつなごう」の「レズビアンマザー・家族の自死を見つめて」の再放送を見ました。www.nhk.or.jp/heart-net/hearttv/  取材を受けた二人はベロ亭のケイコさんとヒデコさん。ケイコさんは日本語教師であり、詩人。ヒデコさんは陶芸家。二人は35年にわたり、生活を共にし、5人の子どもを育ててきました。二人はこれまで(取材を受けるまで)、二人の関係を伝えることなく、地域で暮らしてきました。

「母子母子家庭」あるいは「母母子子家庭」という理解、二つの母子家庭が助け合いながら一緒に暮らしているという周囲の理解を是正することなく暮らしてきた二人が、取材を受けることとなった背景には、彼女たちの子どもの死がありました。亡くなったのはケイコさんの娘さんののえさん。放送の中では、限りなく事故死に近い自死と説明されていました。のえさんは、生前「二人の母がいてよかった」という言葉を、二人の母に贈っています。

映像の中でケイコさんは、「私が産みの母だから、『ケイコちゃん大丈夫?』と、人は聞いてくる。自分に余裕があるときには、『ヒデコちゃんにも聞いてあげて。ヒデコちゃんも大丈夫じゃないんだから』と言う」と、話していました。家族なんだから当然と言えば当然なのだけれど、そのときの自分たちのことをヒデコさんは「隠された家族」「秘密の家族」と説明していました。

ケイコさんとヒデコさんが語る場面で、「フェミニズムの運動をしている女性たちが運営するお店」と紹介されているのは、残念ながら閉店してしまったカフェどれみふぇです。そこで聞いた言葉で、印象に残っているものに、ヒデコさんの「のえが死んだとき、この人(ケイコさん)がいなかったら、自分はどうしただろう」というものがあります。

今の社会では、何かあると、特に冠婚葬祭のような出来事に関しては、とにかく家族が優先です。しかしその家族とは法律婚の家族であったり、男女のカップルを中心とした家族であったりで、同性婚の家族は含まれていません。たとえ家族のように暮らしていたとしても、「法律婚のカップルを中心とした家族」のほうが優先されます。たとえば友人同士で家族のように暮らしていたとしても、あるいは、子どもや高齢者など弱者の世話をしながら家族のように暮らしていたとしても、です。

家族として社会に認知されていないと、何が起こるかというと、たとえば、手術の承諾、遺産の処理、等々で「家族のように暮らしていた同性婚の二人あるいは友人」より、「家族じゃないかのように暮らしていた家族」の意見のほうが尊重されます。「家族じゃないかのように暮らしていた家族」が、「家族のように暮らしていた二人」のあり方を理解してくれればよいのですが、そうはいかない場合があります。特に手術の当事者、亡くなる本人が「家族じゃないかのように暮らしていた家族」に対して肯定的な気持ちを持っていないような場合、たとえば虐待されていたとか、二人の関係を理解してもらえなかったなどということがあった場合、その人たちに自分の生老病死に関わる重大事を決定されるのは、耐え難いことだろうということは容易に想像ができます。そうした事態を避けるために、同性カップルの中には、養子縁組という方法で家族になっている人たちがいます。

しかし、さきほど書いたような友人同士で家族のように暮らしている人たちや、子どもや高齢者など弱者の世話をしながら家族のように暮らしている人たちはどうしたらよいのでしょうか。人生において何もかもが準備万端ということはありません。突然不幸が訪れたとき、今のように個人の生老病死に関わる決定を本人に代わってできるのは、「男女のカップルを中心とした家族」とされている社会では、共に暮らし、苦楽を分かち合ってきた人の思いは置き去りにされます。共に暮らしている者だからこそ知っている本人の意志も無視されてしまうかもしれません。

ケイコさん、ヒデコさんの、「秘密の家族」をやめるという決意は、二人が家族として暮らしてきた35年間に、そして家族として暮らしていくであろうこれからに正当な場所を与えるということです。もし「秘密の家族」のまま、どちらかがいなくなったら、いなくなったほうは透明人間になってしまう、「見えない家族」でもない「マイナスの家族」になってしまうというヒデコさんの言葉に、見えなくされてきた、その他の多くの人々の思いを感じ取ることができます。

時に抑圧的であり、暴力的でもある「家族」。その一方で、「家族」でありながら、「家族」と認められない「家族」もあります。非婚、離婚、再婚、事実婚、そして同性婚・・・・・さまざまな「婚」を人が選ぶようになりつつある現在、「婚姻」を持って「家族」が成立するという時代は、そろそろ終わりにしなければいけないのではないのかもしれない・・・・・・そんなことを考えながら見た再放送でした。   (PON子)

プエンテの会・ベロ亭日記 http://puentenokai.blog26.fc2.com/

2012年3月22日木曜日

「ふくしま宣言」への署名の呼び掛け

親愛なる日本の友人たちへ 

福島県知事は原子力に頼らず再生可能エネルギーを推進することを誓う、歴史的な「ふくしま宣言」を発信しました。私たちは迅速に行動を起こし、その他すべての都道府県もこのすばらしい先例に倣うよう働きかけることができます。 

史上最悪の災害に打ちひしがれた日本を、原子力に頼らず再生可能なエネルギーで発電するクリーンエネルギー社会へと導き、他国の模範とするチャンスがあります。各都道府県の脱原発社会を支持する声がどれだけ強いものか示すことにより、それぞれの知事に「ふくしま宣言」と同じ公約を誓い、原子力に脅かされることのない国にしていくよう働きかけていくことができます。 

力を合わせれば、世論は聞き届けられます。「ふくしま宣言」への支持を表明する個人的な誓いにご署名お願いします。さらに同じ都道府県に住むお知り合いの方々にも転送してください!私たちの地図をご覧いただければ、各都道府県から何名の方が署名したかわかります。多くの方からのご署名を頂きましたら私たちはメディアにも大々的に取り上げるよう働きかけ、残る46都道府県の知事にも未来の社会にとって極めて重要な福島県知事の立場を公言するよう訴えてまいります: 

http://www.avaaz.org/jp/fukushima_declaration_pledge_mf/?tta

世論によると、日本人の大多数が脱原発社会を支持しています。しかしこれまでのところ、断固たる行動で世論にこたえ公約を宣言したのは佐藤知事だけです。この危機的状況の中、日本は新の指導力を発揮できるリーダーを必要としていますが、それを実現できるのは世論の圧力のみです。個人的な誓いに署名し、佐藤知事のような勇気ある知事への支持を表明し、未だに判断をしぶる他の知事に圧力をかけましょう。 

どれだけ多くの人々が原発再稼働を中止するよう野田首相に訴えたでしょう。しかし首相は聞く耳を持たず、強力な原子力ロビー側についたのです。私たちが始めたこの取り組みを終わらせましょう。すべての都道府県において、どれだけ多くの人々が脱原発社会を支持しているのかはっきりと示すことができれば、各知事たちに「ふくしま宣言」に続くよう働きかけることができます。そしてついには野田首相が原子力の大害から私たちを解き放ち、再生可能なエネルギー革命に弾みをつけることができるのです。 

今すぐ個人的な誓いにご署名をお願いします。そして日本全国で私たちの訴えが耳をつんざかんばかりになるまで、メールやツイッター、その他ソーシャルネットワークも利用し広めてください: 

http://www.avaaz.org/jp/fukushima_declaration_pledge_mf/?tta

日本における市民の力は日に日に強さを増しています。私たちの訴えに応じるすべての知事やリーダーたちと共に、この国の新たな道を切り開いていくのです。希望を捨てず断固たる態度で、私たちと子孫のため、安全なエネルギー社会への転換、そして新たな民主主義の推進に臨みましょう。 

希望と決意を胸に 

ジェイミ、キア、アレックス、モーガン、ダリア、Avaazチーム一同 


Avaaz.orgは世界の人々の声や価値観が政策決定に反映されるよう世界規模でキャンペーンを行う非営利団体です(Avaazは様々な言語で「声」を意味します)。Avaazは政府や企業から一切資金援助を受けず、ロンドン、リオデジャネイロ、ニューヨーク、パリ、ワシントンDC、そしてジュネーブを拠点とするスタッフにより運営されています。

2012年3月21日水曜日

みかん売りお姉さん

昨夜のこと、家の近くで声をかけられた。何の用事かと思いきや、みかんの行商。なんばにある果物屋さんだと言う。持っているのは、というか残っているのは「せとかだけだ」が、買っていかないかと言う。車で来たのかと聞いたら台車に積んできたと言う。「なんばから台車ということはないだろう」ということに思いあたったのは、ずいぶん後になってから。なので、、「どこまで車できたの」というのは聞き損ねた。
昔の、おばさんが大きなかごを背負ってというイメージの行商ではなく、明るく元気なお姉さん。何かあれば、要するに不良品だったり、味が悪かったら、ここに電話くれとダイナミックフルーツというビラをくれた。あちこちに営業所があって、なんばの果物屋というのは、大阪営業所。こういう行商というのは今、はやりなのだろうか。

最近よく見るのは、黄色いジャンパーを着て、日本全国のお菓子を売っている青年たち。最初に見たのは、堺市の福祉祭りのときだったから、福祉施設の出店かと思っていた。その後あちこちで見る。「どういうグループ?」と聞いたら、お菓子屋だと言う。阿倍野にある全国のお菓子を扱う店で、こうやっていろんなお菓子を皆さんんにお届けしていると言う。お届けといっても、台車に乗せて道行く人に声をかけ売り歩いていているのだが、おばさんには声をかけやすいのか、しょっちゅう声をかけられる。
こちらも行商というイメージと違っていて、明るくて、フレンドリーで、福祉祭りのときに福祉関係者と間違ったような、ある雰囲気がある。
時々見かける、トラックに林檎積んだり、柿積んだりして売りに来ている本当に行商チックな人とは感じが違う。何なんでしょうね。

で、みかんは「せとか」ではなく、4つだけ残っていた「はまさき」というのを買ってみた。ぶどうのような味がするみかんなんです、とのこと。食べてみたらおいしかったけど、私の舌がにぶいのか、みかんの味しかしなかった。「あゆみじゃなくて、はまさき」という親父ギャグつきで買ったのがこのみかん。1個250円。ちょっと高めだけど、きよみとか、はるみとか、エトセトラのみかんと同じくらいかな。

そして昨日、このみかんを買った彼女、今日も夜の町にいた。毎日毎日、売り歩いているのだろうか。使用人の身です、と言っていたが、ただの使用人では、あんなに元気に明るく、ハードな仕事ができるとは思えない。
お菓子売りの青年たちにも同じような印象を持つ。何なの?彼らは・・・・・

2012年3月20日火曜日

東村さんのこと

先日、堺市の市民活動コーナーhttp://www.sakai-npo.jp/shimin/shimin.html にチラシの配架をお願いしに行ったとき、待っている間にさまざまな市民活動団体のパンフレットが置かれているスタンドをみていたら、このパンフレットがありました。
本当にびっくりしました。メンバーが配架を頼みに行ったとは聞いてない。じゃあもしかしたら東村さんが頼みに来たんだろうかと。ありえないことなのに、そう思いました。というよりも、思いもかけないところで東村さんにあったような気持ち・・・・。

思わず、「この人亡くなったんですよ」と言ったら、カウンターにいらした宝楽さんも「そうなんですよね。びっくりしました」と。夫さんから、メルマガの配信停止の申し出があり知ったそうです。そうだったんだ。あっちにも、こっちにも、東村さんのことを知っている人がいる。さすが東村さん。
「さかい・おんな電話相談のあゆみ」を配架しているのは、市民自主事業の報告資料なので、残っている間は、他の事業とともに配架し続けているとのこと。
そうか、東村さんが持ってきたんじゃないんだ、と当たり前のことを思いながら、でも何となく、ここでこれを見つけたのは、東村さんからの何らかのメッセージのような気がしました。

突然の訃報から3ヶ月が過ぎ、ご家族にとってはますます寂しさが増してくる頃だと思います。先日、夫さんがフェミニストカウンセリング堺の事務所にいらして、彼女の蔵書を寄付してくれました。
その本の紹介もまたFemi-Palニュースでいたしますが、今日は日本フェミニストカウンセリング学会ニュースに投稿した追悼文を以下に転記します。     (加藤伊都子)

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12月3日、フェミニストカウンセリング堺に衝撃が走りました。衝撃のもとは一枚のFAX.。そのFAX.には「東村アツ子は12月1日に逝去しました」と書かれていました。東村さんはフェミニストカウンセリング堺を拠点に活動を続け、2008年に、フェミニストカウンセリング堺で電話相談を始めました。最初は全国共通DVホットラインへの参加から始めた電話相談でしたが、現在は「さかい・おんな電話相談」と名付けられた独自の電話相談も行われています。また電話相談員養成講座の開催のために計画を練り、助成金を取り、イベントに参加し、とNPOFC学会・堺の電話相談を牽引してこられました。その講座も三期が終了。現在はその講座の修了生たちが相談電話をとっています。亡くなられたのは12月1日。また来週ね、じゃ次の介会合で、という約束もそのままに急に旅立ってしまわれました。あまりに突然だったために、今でも会合のたびに東村さんが来るのではないかという錯覚にとらわれる私たちですが、悲しみの中、東村さんの思いを受け継ぎ、電話相談を続けていくという決意を新たにしています。哀悼の念と、私たちの礎を築いてくれた先達の熱意と努力を大事にしていきたいという思いをこめて、私たちの仲間であった東村さんの訃報をお伝えします。 (NPOFC学会・堺 一同)





http://www.sakai-npo.jp/ml/ml-backh23.html

2012年3月19日月曜日

休眠状態のブログ。目覚めよ!いわき市ハワイアン報告

せっかくのFemi-Palニュース。休眠状態が続いています。目覚めさせるために、投稿を。

3月12日、郡山での仕事の翌日、福島でフラガールを見て来ました。
映画「フラガール」の、あのフラガール、福島県いわき市のフラガールです。
今は、昔よく聞いた常盤ハワイアンセンターという名前ではなく、スパリゾートハワイアンズという名前でした。

震災被害を受け、グランドオープンをしたのが、2月8日。それまでは仮設の舞台だったそうです。そしてその仮設の舞台の前は、全国キャラバン。キャラバンなど、震災後からグランドオープンまでのフラガールの苦労は、彼女たちを取材して作られた番組がありますので、そちらを見ていただくとして、私はハワイアンズの個人的報告を。

ホテルが満室で泊まれなかったので、郡山から日帰りでフラガールを見に行くことにしました。3月19日まではグランドオープン記念で半額。ホテルにも泊まりたかったな。

何しろ「ハワイアン」ですから、あったたかいというより暑い。泊まり客のみなさんはほとんど裸。プールもあって泳いでいる人もいる。濡れた体でもOK、なぐらい暑い。当方冬支度の格好ままでしたから気分が悪くなりそうなほど暑い。脱げるものはみんな脱いで、何とか耐えていましたが、ショーが始まったら暑いのを、すっかり忘れてしまいました。

少人数で優雅に踊るプログラムもありましたが、やっぱり大人数で賑やかに踊るのが、見ていて楽しい。こちらも元気が出ます。カウボーイのような格好で踊るもの、長めのスカートで踊るもの等、衣装も楽しい。男性ダンサーによる踊りもありました。火を持って踊る。なかなかに力強い踊りでした。
とにかく楽しんで、サービスのフラガールとの記念写真も撮ってきましたが、こちらは非公開。

舞台終了後、ダンサーたちはムウムウのような服に着替えて、施設内に出てきていました。場所を尋ねる客の案内などしていましたから、舞台が終わったら、施設内で働くのでしょうか。びっくりです。

映画「フラガール」の冒頭に「福島県いわき市」という文字が出てきますが、震災以降と震災以前ではその文字を見るこちらの気持ちが違います。石炭から石油へというエネルギー革命と言ったらよいのか、エネルギー政策と言ったらよいのか、に翻弄され、そこから立ち上がるために取り組んだハワイアンセンター。とても大きくてきれいな施設でしたが、そこに、今回の震災と原発事故。閉山からせっかく立ち上がったのに、原発事故だなんて「何すんねん」という感じ。福島県民ではないけれど、本当にそう思います。原発も石油から原子力へというエネルギー革命だったのでしょうが、炭鉱の閉山と原発事故とでは、インパクトが違う。再び立ち上がったハワイアンセンターのためにも、原発は廃炉。当然、関西電力の福井も停止、廃炉。その他の原発も停止、廃炉。そんなことを考えながら、でもハワイアンをしっかり楽しんできました。 (加藤伊都子)

2012年1月12日木曜日

平和監視時計が・・・・

あけましておめでとうございます。昨年は東日本大震災があり、福島原発の事故があり、・・・で、いろいろ考えさせられる年でした。しかも年が明けたからと言って、それらが何とかなったとはあまり思えないのが、何だかなぁ〜の年明けなのですが、11日の毎日新聞にこんな記事が載っていました。
アメリカってまだ核実験なんかやってるんですね。
びっくりですが、関心のある方はこちらも見てみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=fvB9HdtAjvY&feature=player_embedded

まるで花火です。数にもびっくりします。  (加藤)

2012年1月9日月曜日

サポートグループ「さくら」第12クールの募集です!


今年も引き続き~再びうつにならないために 予防と回復のために~を目的とした
サポートグループ「さくら」第12クールを開催します。

日程は・・・全8回、時間・・・AM11:00~13:00、場所・・・FC堺講座室

①3月28日(水)
②4月11日(水)
③4月25日(水)
④5月 9日(水)
⑤5月23日(水)
⑥6月13日(水)
⑦6月27日(水)
⑧7月11日(水)  

講師は、加藤伊都子カウンセラー。参加費は、15,000円です。
(開催日程は、都合により変更する場合もあります。)

今回の募集チラシに、これまでグループに参加された方からのコメントを掲載しています。

☆安心できる雰囲気の中でしんどさや弱みを出せるところ。
☆参加することで自分の居場所を確認することが出来るところ。
☆うつにこだわらず自分を変えたい人、ここにきてみて下さい。

参加される方の問題はそれぞれに違いますが
「悩み方」「ものごとのとらえ方」に共通するものがあるようです。

世話人の私もうつの時には、どうしても「うしろ向き」になって
過去の出来事をいつまでもくよくよと考えていました。
「あの時ああすればよかった・・・」と、自分を責めて堂々めぐりになっていました。

一速飛びに「前向き」になれなくても、なにかしらのアクシデントが起きた時に
自分だけを責めず、少しでも「対処法」を考えられるようになるといいな~と思います。

安心な場所で話しをするだけでも「自己肯定感」が芽生えてくるように感じます。

そしてグループ「さくら」に参加して「今の自分をどうにかしたい」と自分と向き合っている
メンバー同士が生み出す「力」は、すごいです。

ぜひ、一度参加してみませんか~
お申込みお問合せは、HPから、またはFAX.072-224-0670までお願いします。

世話人 木近 ちなみ