2015年5月25日月曜日

5月23日(土)サポートグループ「さくら」2回目開催しました。

 今回は、講座室の都合で三週間後の開催となりました。
「ここに来れると思うとワクワクした気持ちとなんだか重~い気分とがまざった感じだった」と話してくれました。
 それぞれ自分自身のこれまでの体験や現在の状況などを話ししながら、グループに2時間参加するのは、たしかに疲れると思います。メンバーの話しを聞いているうちに自分の気持ちが揺れたりもします。帰り道にボヤ~ンとしたなんとも表現しにくい疲労感に包まれることがあります。

 それでも、2回目のサポートグループ「さくら」に来てくれてありがとう~。みんなで「少しでも楽になれるよう・・・」やっていきましょう~。
 
 「認知行動療法」では「あなた」ではなく、あなたの「考え」「行動」を扱います。マイナス思考をプラス思考に変えるのが目的ではありません。問題解決に役立つような現実的で柔軟な考え方、行動が出来るようになるのが目的です。

 私たちは、現実を客観的に見ているようで実際は自分なりの思い込みで見ているところがあります。とくにうつ状態のときは、考え方が極端に悲観的になって自分を苦しめてしまいます。このような考え方の偏り、認知のゆがみが「気分」「行動」「身体」の状態に影響し合います。これらの間で悪循環が生じてそこから抜け出せなくなります。この「ぐるぐる思考」の悪循環を断ちきるための方法としても有効とされています。

 次回は、「あなたの考え方のクセを知ろう!」というシートを使ってみて、まずは自分の考え方のクセを振り返ってみるところからはじめましょう。
  
ファシリテーター/木近 ちなみ