2013年12月17日火曜日

いやな法案が可決されたことについて

この間、ほとんどの人が反対しているのに、自民党と公明党が数で押し切って、秘密保護法案を可決しました。 幸せな人の頭からはまず出てこないような法案の中身に引きずられて、自分まで不幸になる必要はないと思いますが、不安です。 戦前とは違って、今は憲法に、基本的人権とか、知る権利などがあります。だから、ちょっとホッとしました。 でも自民党は次に憲法を狙っているとか。 銭湯に行って、せっかくリラックスしても、「秘密保護法案が可決されました」というテレビニュースで、一気に動悸がして、苦しくなりました。 銭湯の代金を、半分(200円ぐらい)返してほしいです。 ずっと前、テレビで三輪明宏さんが対談で、「ゴロツキみたいなのが、やいやい!と言って威張るような時代は、もう終わったのよ。」と言っていたのを思い出しました。 本当に、多数派の暴力の時代はもう終わってほしいです。 yo

2013年12月8日日曜日

ここまでできる

毎日新聞の投稿欄「女の気持ち」。今日の投稿のタイトルは「ここまでできる」。
投稿の主は82歳の堺市南区に住む女性。何が「ここまでできる」なのかというと、ひとりで日々買い物、掃除、洗濯をこなし、2月には「誰にも手伝ってもらうことなく」、自宅の屋根と外壁の塗装を、見積もり、契約、施工までを済ます。庭には仏様のための花を絶やさず、フェンスの刈込も自分でしている等々。
 印象に残ったのは次の一文。

 夫が健在の時は家のリフォームも庭仕事も私はちんぷんかんぷんだった。作業をしている方にお茶を出しているだけで良かった。なのに、この年になって、ここまでできるのや、と自分を褒めている。」

 人間、何事もやらないとできない、やるとできる。できなければ、誰かが助けてくれる。で、家の掃除は・・・・・・?

 できる人に助けてもらおうかな。     (PON子)

2013年12月5日木曜日

パン屋さんのスズメ

 
南海本線堺駅のスズメさん。
手から食べてくれるので、その場面を写真に撮ろうとすると…


ダッシュで逃走!でもパンはしっかりくわえて行きました。
            yo

2013年11月28日木曜日

「被災地からの手紙」を見て

録画していたハートネットTV「被災地からの手紙」を見る。被災地から、子どもを連れて避難したお母さんたち、子どもとともに被災地に戻ったお母さんたち、・・・・が書いた手紙。この女性たちは、私のような年齢のものにとっては娘のような年齢。娘たちがこれほどに苦しんでいると思うと辛くて、辛くて・・・・。
 この年齢の女性たち、しかも子どもを抱えた女性たちにこんな苦痛を与えたこの社会、与え続けているこの社会とは一体何なのか。今苦しんでいる人たちの現実を知りましょう、被災地から来た人たちを差別しないようにしましょう、などという問題ではない。この番組でも「東電、何してんだ」という言葉は出ない。「国!いい加減にしろよ」という言葉も出てこない。お母さんたちは自分が無知だったことを責めているが、こういう問題が起こったのは、この女性たちが無知だったからですか?違うでしょ。国のエネルギー政策を任された人たちの怠惰でしょ、横着でしょ。「東電出てこい!」だけど、東電は出てこない。こうした手紙を心にせまる手紙、などという扱いをしちゃいけないと思う。心に刺さる手紙、しかも為政者たちの心に刺さる手紙、東電の幹部たちの心に突き刺さる手紙にしなければならない。でもどうすれば、それができるのかがわからない。鈍感な人たちの心に彼女たちの言葉を突き刺すにはどうしたらいいのかがわならない。現実は、いたまなくてもいいような人たちばかりがいたんでいる。鈍感力の勝利に終わらせたくないなあ。  (加藤)

2013年11月23日土曜日

DV離婚裁判傍聴記

DV;離婚裁判の傍聴に行ってきた。11時から17時までという長丁場にはつきあえず、本の一部、1時間半のみの傍聴しかできなかったのだが、そのときに経験した、というか、見聞きした、あまりにも馬鹿らしいことについて報告をする。

 被害者は妊娠の可能性を考えて、日記に、性交の有無を記していた。1回セックスがあれば1と書き、2回あれば2と書いていた。文言は不正確だが、そのことをめぐって、ほぼこういうやりとりがあったということを、以下に報告する。あまりにもバカバカしいのだが、どうぞ、途中で暴れださずに最後までお読みいただきたい。

相手方代理人;○月○日のことについてお尋ねします。その日の日記に、激しい暴力があったと書かれていますが、その横に2と書いてある。これは2回性交渉があったということですね。
彼女:はい。妊娠するかもしれないので、そういうことがあった日は日記に書いていました。
相手方代理人:普通はですね。そういう性交渉のようなことがあるというのは、二人が仲がよいというか、そういうときにすることだと思うんですけど、激しい暴力があった日にそういうことがあったというのは、ちょっとわからないんですけど。

  ※「性交渉=仲良し」と考えているという時点で、この代理人かなりおめでたい。まずはハイトレポートでも読んでみたら?と言いたくなる。

彼女:普通の人はそうかもしれませんが、彼は暴力をふるった後に、仲直りというか、暴力をなかったことにするというか、そういうことのために、性交渉を使っていました。そのときもそういう感じで性交渉があったのではないかと思います。
相手方代理人;だけど、激しい暴力を受けているんですよね。日記の欄の上に性交渉の回数を書いているのは、朝にそういうことがあったということですか?
彼女:欄の上に書いているから朝、下に書いているから夜ということはありません。いつあったからどこに書くというルールはありませんでした。朝であれ、夜であれ、その日にあったとうことですから、上に書いているから、朝にあったのかと聞かれても、どうだったのか、ちょっとわかりません。
相手方代理人:それはわかりました。もう一度お尋ねしますが、激しい暴力があった後に、そういうことをするというのは、ちょっと普通はないことかと思うんですよね。性交渉があって、後から暴力があったということを書き加えるということも考えられるんですけど。暴力があったその日に性交渉があったということは、そういうこともあり得るのではないでしょうか。

念のために、文言はものすごく不正確です。だけど相手方代理人が言いたかったのはこういうことだろうというのは、それほどはずれていないと思います。
暴力を振るわれた、その日に性交渉をするなんて考えられない。普通はないことである。だからおそらく、この日記の暴力があった云々というのは、後から捏造したものと考えられる。要するにこの女性は嘘つきである、と、相手方代理人は言いたかったのではないでしょうか。だけど、それってあまりにも無知。彼女の側の代理人(雪田さんでした)が、「暴力があった日に性交渉があるのはおかしいと思うのは、性暴力について、あなたが無知だからです。勉強してください」と切って捨てましたが、まさにその通り。

しかしながら相手方代理人は、さらに暴力を振るわれた日に性交渉があるのは云々と言いかけたところ、裁判官が、暴力と性交渉の関係については、既に明確になったので、それ以上の質問は必要がない(文言は不正確ですが、ニュアンスは正確です)と、代理人の質問をおしとどめました。

そらあ、そうだろうというより何より、それってセクハラですよ、代理人さん。法廷の場なら何を言ったっていいと思うのは大間違い。あなたの人権センスが諸わかりですよ。

しかし、そういう人権センスゼロ、何のためらいもなく無知をさらした諸わかり論陣を張っても何とかなるだろうと思わせているこの社会って何なんだろうと思います。セクハラ男や、DV男に、「戦ってもあなたは勝てませんよ。できることは賠償額を少なくしてもらうことくらいですね」と相談された弁護士が言うようにならなければ、あかんだろうと思います。そのためにも、もっともっと女性の弁護士、検察官、裁判官を、増やさなければいけないと思います。そうじゃなければ、女性が受けている被害や抑圧は正当に評価されない、そんな気がします。

セクハラ裁判でも、DV裁判でもそうだけど、相手方の弁護士は、これまでの神話や偏見を武器に勝負を挑んできます。それが、お決まりのパターンですが、相手方の代理人が、それらを使おうとするのは仕方がないと思います。相手の味方をするのが任務ですから、使えるものは何でも使おうとするのは、アリだとは思う。だけど、裁判官までその神話や偏見で、事実を判断するのはやめていただきたい。

今回の裁判官は、先述したとおり、相手方代理人が言い募るをおしとどめた、そのことで、期待してもいいのかしら、と思っています。今まで、結構、「この裁判官イケルカモ」と思っては「甘かったな」ということがありましたので、今回は、そうならないことを祈ります。裁判官さん是非是非、ジェンダー正義を貫いてくださいませ。   (PON子)


2013年11月19日火曜日

都会のカラス

今日は久しぶりに図書館に寄った。
帰りにカウンターの前の長い階段を下りるとき、上からドスン、バタンという音が聞こえた。
見上げてみると、なんとカラスの足がいっぱい。(半透明の天窓なので、体は見えず足だけ)
てっきり工事だと思っていたので、それがカラスの足だと気付くのにも時間がかかった。
1階のロビーで、警備の人と図書館に来たおじさんがしゃべっていた。
朝図書館を開けるとき、音がするので、警備の人は、てっきりこれは誰か入ったかな、と思ったそうだ。
なんとも人騒がせなカラスだが、憎めないな、と思った冬の夕方だった。
                       
    さかいのすずめ

2013年11月14日木曜日

長松自然海岸の植物


長松自然海岸の岩場です

サルトリイバラ


ツワブキ

名前のわからない実

ハマボッソ


 
吹飯浦の歌碑


日が暮れてきました。

火力発電所。
電気は足りてます、関西の皆さん。







2013年11月10日日曜日

アセアンウイーク



ポルタス広場でやっていた、獅子舞です。

客席に飛び出しました。
横の人は、止めようとしているのでしょうか。
それとも、はやしているのでしょうか。

やっと戻ってきた、と思ったら。


なんだかまた乱入。楽しい獅子舞でした。

2013年11月5日火曜日

こんな本を読みました

少し前に、「大人のための才能開花術」(ジュリア・キャメロン)という本を読みました。
とてもよかったし、役に立ちました。
訳は違うけれども、原著は同じ本として、「ずっとやりたかったことを、やりなさい」が出ています。
クレオで見つけた「あなたも作家になろう」から、たどり着きました。
どこでも、行ってみるもんだなと思いました。
この本に出てくる「影のアーティスト」的な人というのは、特権を持った作家にもよくいるなと思いました。
「持ち込み原稿の何パーセントはごみ」とか、平気で言う人ですね。
「あなたも作家になろう」と「大人のための才能開花術」は、私的に、2冊セットでお勧めです。
図書館で探してみてください。 yo

2013年10月27日日曜日

岬公園の裏の海です

南海本線のみさき公園の裏の海です。
奥のほうが、長松自然海岸です。
エビヅルがありました。
秋になる前だったので、青いのもまじってます。
この間行ったら、ツワブキがいっぱい咲いていました。
                     yo

2013年10月25日金曜日

なんばのブックオフで洋書が安いです。


なんばのブックオフ中店の2階に、洋書のワゴンがあります。
ワゴンの数もその時によって違いますが、安いので見るのが楽しいです。
写真の本は、一冊250円から500円で買えました。
ほとんど英語の本ですが、中にはフランス語の料理の本もありました。
南海難波駅の西側に出て、難波パークスとの境目辺りの信号を西に渡って、
(マクドナルドのあるほうです)しばらく歩くと見えてきます。
                     

2013年9月25日水曜日

堺市長選 ~橋下氏の演説

ユーストリームで橋下市長の演説聞いてみた。http://www.ustream.tv/recorded/39154643
確かに話はうまい。彼の本質を知らないと納得させられてしまうかもしれない。適当にまとめるとこうなる。

堺がなくなる、堺の税金が吸い上げられる、大阪の借金を堺に押し付けられる、という竹山陣営の嘘八百を聞いて、堺市民は都構想「食わず嫌い症候群」になっている。堺はなくならないし、地域のことは地域で決めたらいい。ただ、大きなこと、堺市役所だけじゃできない大きなことを、大阪府と大阪市と堺市で一緒に決めていきましょうよと言っているのが、大阪都構想。
  都構想はまだ詳細な設計図も何も決まっていない。大きなことを一緒にやるために協議に参加しましょうというのが、今回の選挙の争点。竹山市長は話し合いにすら応じない。だから今堺は置いてきぼりになっている。

 府と市は今どうやったら大阪全体がより発展できるかを議論中。実際に大阪はグランフロントもでき、梅北に人が集まり、阿倍野ハルカスもでき、どんどんよくなっている。千里中央では府の土地だったところに民間のマンションがどんどんできて、子育て世代が集まって来ている。大阪の地価もどんどん上がっている。堺だけが地価も下がり、人口も減っている。

堺市だけでは何もできない。泉北高速鉄道の値下げなんか堺市だけではできない。泉北ニュータウンの再開発も堺市だけではできない。今堺市では、堺市役所のあるあたり、堺市の中心あたりに税金がどんどん投入され、南区なんかは置き去りになっている。大阪都になれば、南区のことは南区で決めていける。そして堺をふくめた大阪全体のことは大阪都で考えていく。その話し合いを一緒にしましょうというのが、大阪都構想。食わず嫌いを直すには、まず食べてみなければわからない。食べてみたらおいしかったということだってある。まず食べてみて、気にいらなかったら、住民投票があるんだから、拒否すればいい。竹山さんは住民投票のことを全然言わない。ずるい。住民投票があるんだから、堺市民にとって不利になることなんかするわけない。・・・とまあこういう感じ。

何としても都構想はやりますと言ってたではないの、それなのに何も決まってない?何も決まってないものに、賛成しろったってできないよ、とか、グランフロントや阿倍野ハルカスは現市長と現知事でやったことじゃないでしょ。ずっと前に決まっていたんじゃないのとか、中央に金を集めるのを批判しているけど、大阪都構想でやろうとしていることは、大阪の中心部に金が集まるようなしかけを作って儲かる街を作ろうとしているのではないの、それもカジノとかで、とか、いろいろ突っ込もうと思えば突っ込めなくもないけど、妙に説得力がある。いつも思うんだけど、彼は問題を単純化して、そのうちの一つに絞って、それをアピールする。わかりやすい。

説得されないためには、彼が今まで何をしてきたかを知るのが一番なんだけど、知られてないものね。大阪ではどんどん新しいことをやって、習い事支援の1万円毎月支給しているなどと、さもいいことのように言っていたが、今どき1万円で塾になんか行けないんだから、それこそただの無駄使い。お金があるなら、先生を雇うなりして、学校を充実させればいいのに、そんなことはしない。

だけど、この演説を聞いたら、「何かよさそう」と思ってしまう人が、それなら話し合いしたらどうなの?と思う人が出てきそうな気がする。知事選のときのように、変化を望んでいる若者にアピールしそうな気がする。堺市まで、男女共同参画壊滅、文化はいりません、弱者は自己責任でどうぞ、になってしまったら困るな。人権都市の名にかけても、ここは頑張らなければなんでしょうけど、何をどう頑張ったらいいのかわからない。

以下は、都構想いいんじゃないの、と思う人に見てもらいたいツイログ等のアドレス。(加藤)


https://twitter.com/mutouha_shimin

https://www.facebook.com/sumiyoisakai

http://twilog.org/tonden2


2013年9月24日火曜日

神の数式

遅れていた分科会報告をやっと書き上げる。我ながら仕事が遅い。途中で疲れて録画していたNHK特集「神の数式」を見た。何のことか一つもわからなかった。「世界を数式で表す」なんて私の頭では理解不能。数式の記号だって、加減乗除しかわからん。微分積分なんてものを大昔に習ったけれど、彼らが考えている数式はそんなものじゃない。歪みを表しているだの、ミクロの世界を表しているだの、もう何のことか。
あまりにわからな過ぎて、むしろ面白いというか、あまりにわからな過ぎて、私には数式を考え続ける理論物理の学者さんたちが「神」に見えてしまった。唯一理解できたのは、自分の命がある間には宇宙の秘密を読み解く数式は見つからないだろうと考え始めたという超弦理論(何のことかわからん)の第一人者ジョン・シュワルツ(この人も今回初めて知った)の言葉。
最終的な答えがわからないのは悲しいことです。でも答えがわかってしまったら、それも悲しいでしょう。探究を続けることが何よりもすばらしいことなのです」。自己実現の説明に使えそうなこの言葉が番組中、唯一私に意味がわかった言葉でした。    (加藤)

2013年9月23日月曜日

JR北海道と大阪市営地下鉄 ~民営化したところとこれからするところ~

JR北海道がレール幅拡大を1年放置したということが問題になっているが、民営化とはこういうことだと思う。儲からない業種、あるいは赤字続きの企業は倒産するか廃業するかが当たり前。
だけど交通機関はそういうわけにはいかない。利潤はあがらなくても、住民の生活のためには存続させることが必要で、当然ながら安全対策もきちんとやってもらわなければならない。
でも利潤があがらなかったら、それも経営努力の問題ではなく、地域性の問題とか、その他産業構造の変化や社会の変化などの影響で、利益どころか、経費に充てるに十分な売り上げがなかったらどうするか?ほかのところであがった利潤を回すとか、何らかの助成が必要でしょ、どうしたって。
だから全国展開しなければならないもの、そこに住む人がいる限り必要なサービスというのは、税金で助成をしたり、公共〔国や地方自治体)が運営してきたのだと思う。交通機関も民営化し、医療も民営化し、郵便も民営化し、介護も民営化し、の果てにはどんな社会があるのでしょうね。過疎地に住むならサービスを得られないことを覚悟しろという世の中になるのでしょうか。鉄道がなくなったら、車でというのだって同じこと。年取って自力で運転できなくなったら、タクシーを使うしかなくなる。過疎でタクシー会社が遠方にしかなかったら?お金かかってしょうがないヨ。鉄道が消えて得する人は誰?
民営化に賛成する人たちの中には、赤字になったら給料がなくなるという危機感を持ってもらわなければ、人は怠けてばかりで働かなくなる、創意工夫もしなくなる、ただの給料泥棒になるという考えがあるような気がするのだが、この考え方は人間に対して失礼。どこの世界にも働き者もいれば、怠け者もいるもの。効率追求を推し進め、働き者だけにしようという考えが行きつくところまで行ってしまった極端な形がブラック企業なのではないかと思う。
こんなことを考えていて思うのは、大阪地下鉄の民営化。本当にいいことなのかね。民営化しないと決定が遅いとか、責任体制が不明確とかいろいろ言われるけれど、民間会社なら、その点が必ずOKになるとも思えない。それよりも民営化に伴って失うものをきちんと考えているのでしょうか。いいことばかり言うけど、そんなことはないと思う。デメリットが一切ないような言い方はどこか胡散臭い。とにかく何でも民営化すればいいものではないということを、今回のJR北海道の問題が示している。    (PON子)

2013年9月19日木曜日

パワハラ研究会と男性相談

今日はパワハラ研究会の定例会です。堺市男女共同参画交流の広場が北野田に移る前、つまり三国が丘にある頃から、パワハラ研究会の会場は交流の広場だったのですが、今日からはフェミニストカウンセリング堺に変更になりました。
 実は、ずっと第二木曜日だった開催日が昨年の11月から第三木曜日に変わりました。他の集まりとの関係での変更だったのですが、第二木曜日から第三木曜日に変わったことで、何があったかというと、堺市男女共同参画交流の広場の男性相談の日とパワハラ研究会の開催日が重なってしまったのです。もちろん相談は相談室の中で行われますが、相談に入る人、相談から帰る人が、ワイワイガヤガヤと話し合っている私たちの前を通らざるを得なくなったのです。相談時間の全てが重なるわけではないのですが、男性相談にいらっしゃる方が少なくなっていきました。最初は気づかなかったのですが、たった3時間しかない相談時間にどなたもいらっしゃらないという月ができてきました。いかに鈍い私たちでもそういう月が続けば、これは私たちのせいではなかろうかと考えます。
そこで即会場の変更を決定しました。そのときにいたメンバーだけで、気づいたときに即実行という速さで決めました。意識せずとも、相談に来る人の足を遠ざける原因に自分たちがなるなんて、私たちの望むところではありませんし、何よりも営業妨害ですものね。決定に参加しなかったメンバーから文句が出るなんてことも、もちろんありませんでしたし、決めてよかったなと思っています。
よけいなお世話ですが、相談のある日は、基本的にはグループの使用は断るようにしたほうがいいと思います、でもオープンスペースだものね。どうしたらいいんでしょうね。ま、でも私たちは撤退しました。
 もしかしたら、迷惑をかけていた男性相談の相談員さんと相談者さん、申し訳ありませんでした。私たち、もういませんから、どうぞ、男性の皆様、男女共同参画交流の広場男性相談を活用してくださいませ。お詫びの印に、男女共同参画交流の広場の男性相談の宣伝です。(パワハラ研究会)

堺市HPより  男性カウンセラーによる男性相談

http://www.city.sakai.lg.jp/shisei/jinken/danjokyodosankaku/sodan_koryu/danseinayami.html

仕事、家庭、夫婦、生き方、人間関係、心と体のことなど、悩みをひとりで抱え込んでいませんか。男性カウンセラーが悩みを伺い、気持ちや感情の整理をお手伝いします。お気軽にご相談ください。
  • 相談実施日時:第1・3木曜日 午後6時から午後9時(1コマ50分で1日3コマ)
     ※要事前電話予約 電話:072-236-8266
  • 受付時間:火曜から土曜日 午前10時から午後9時、日曜日 午前10時から午後4時30分
  • 相談場所:堺市男女共同参画交流の広場相談室
    〒599-8123 東区北野田1077アミナス北野田3階
  • 相談方法:面接相談
  • 相談員:男性カウンセラー
  • 相談料:無料
  • アクセス




2013年8月19日月曜日

熱中症になったら~伝聞体験記~

知り合いが熱中症になった。最初動悸がして、パニック障害になったのかと思ったそうだ。続いて息苦しくなり、吐き気、めまい、頭痛と発熱と来て、これは何か重大な異変ではないかと思い、薬箱を見たときに、1本のポカリスエットが見えた。飲んでみたら、まず動悸が治まった。そして下痢が始まり、それとともに吐き気が治まった。そこで熱中症ではないかと思い当り、ネットで検索してみたところ、彼女の症状が熱疲労という項に書かれている症状とピッタリ一致。それから、これは熱中症だということで、塩水に蜂蜜を入れてちびちび飲み始めることに。

 その日彼女は模様替えをしていたとのこと。汗をかくので、熱中症に用心せねばと意識的に水分を摂取していたそうだが、夜になり、先述した症状が始まったとのこと。水分だけは取っていたものの、塩分や糖分を摂取しなかったので、体内の電解質のバランスが崩れたのだと思われる。つまり熱中症予防には、水分だけを取っていてもダメということ。
吐き気が治まったところで、何か食べねばと、冷蔵庫にある納豆を食べ、ドライマンゴーを食べる。あれこれ調べてビタミンBが必要とのことなので、ありあわせの豚肉と野菜を煮て食べる。吐き気も治まり、ものを食べることもできたので、これでよくなるかと思ったが、念のために翌日の約束をキャンセル。眠りにつく。

そして翌日。物は食べられるし、吐き気も治まったが、調子は戻らない。頭痛は治まったものの、倦怠感があり、だるくてしょうがない。横になっているから、いつまでもだるいのかと思い、起きてみるが、めまいがして、本のしばらくしか立っていられない。動悸は治まったものの、息苦しさは続いている。熱も37度から下がらない。もちろん、熱中症だとわかった時点から、部屋のクーラーを強めに入れ,首、腋の下、足のつけ根を冷やしている。それでも調子はよくならない。
そこで改めてネット検索。わかったのは、冷やし方が足りないということ。彼女は冷えピタで冷やしていたのだが、それでは不十分。氷で冷やすか、凍った蓄冷材、つまり氷のようなギンギンに冷えたもので冷やさなければならなかったのだ。 なぜかというと、内臓の熱を下げるため。

 熱中症で熱が37度あるときは、内臓は40度くらいになっているらしい。風邪ひき等のときの熱は、自分の体が自分で熱を出しているので、風邪がよくなるにつれて自然に熱は下がっていく。しかし熱中症の熱は自力で出した熱ではなく、環境につられて上がった熱なので、放置していては下がらない。その程度の熱では細胞が死ぬことはないが、内臓の熱が下がらないと、次第、次第に体が弱っていく。というわけで彼女も氷で冷やし始めた。すると、息苦しさが治まってきたという。熱も下がってきた。

ちなみに、立つとふらつくのは、水分不足により血液の量が減っていて、立つと頭にまで血が回っていかないためらしい。足を高くして横になるようにと言われるのは、このため。さらにネット情報ではあるが、重度の熱中症では、開腹して水をかけて内臓を冷やすこともあるという恐ろしい話。

 室内でも熱中症になることは十分にあり、睡眠中に熱中症になることもあるというこの夏の暑さ。思わなくことで&ネットに助けられて熱中症に詳しくなった知り合いからの情報でした。  (加藤)

     

2013年8月10日土曜日

久しぶりの紀伊國屋書店

昨日ひっさしぶりに、梅田の紀伊國屋書店に行った。本当に何か月ぶりかという感じ。
「この本を」という目的はなく、「何か面白い本でもあれば」という気持ちでの訪問。
本屋さんに行くと大概は「おっ!」と思うような本が1~2冊はあるもの。ましておっきな書店では、「あれもこれも読んでみたいけど、でもそんなにお金は出せないし・・・・・・」と迷う楽しさもあり、「ふーん、こんな本が出てるんだ」という新しい動きに気づく楽しさもあり・・・というわけで、久しぶりのことゆえ、ちょっとばかり、ウキウキ気分での訪問だったのだが・・・・・・。

品ぞろえがすっかり変わっていた。漫画を置くようになっていたのは、知っていたが、私が好きなフェミ系の本なぞはすっかり少なくなっていた。DVやセクハラの本も、こんなに毎日女性が殺されているというのに、本のちょっとしかない。ドキュメンタリーもたいしてない。増えたのは新書とビジネス系と経済関係。ビジネス系自己啓発本のふえようと言ったら・・・・・・。それに対して社会問題を扱う本は以前に比べてずいぶん減ったような気がする。棚の数を数えていたわけではないので、単なる印象だが、何だか「世の中のことを考えるより、自分の能力アップと収入アップ!!」と、並んでる本が一斉に声を揃えて言っているような印象。

そりゃ能力アップも、収入アップも大切だけど、今この時期、憲法についての本がダダダッと並んでいてもいいのではないかい?
DV防止法とストーカー規制法が改正されたのだから、DVやストーカー関連の本が、こちらもダダダダダーッと並んでてもいいのではないかい?


ドーンセンターの書店もなくなってしまったし、つまらない。他の書店の傾向がどんなものなのかわからないが、梅田に行ったから紀伊國屋に寄ろうという気持ちはすっかりなくなってしまった。いつになるかわからないけど、次梅田に行ったときは、違う本屋さんに行ってみようと思っている。 (PON子)

2013年8月6日火曜日

アルバイト店員の悪ふざけ

アイスのケースの中に入ったり、冷蔵庫の中で寝たり、大量のパンの上で横になったり、とアルバイト店員が、自分の悪ふざけ写真をツイッターやフェイスブックに投稿して問題になっている。
テレビや新聞では、若者がSNSの使い方を知らない、内輪受けだけを狙って、多くの人の目に触れることの自覚がないというのが主たる論調。それもあるかもしれないが、そもそもなぜそうなってしまったのかについての論評はない。

 私は、これはSNSの使い方の問題だけではないと思う。職業意識というか、この商品でお金を稼がせてもらっている、あるいはお客様の信用で店が続いているという意識の欠如。以前にもホテルの従業員が有名人が来ていることをツイッターで呟いて問題になっていたが、ホテルというところが何を売ってるところなのか、客はそのホテルの何を信用し、何を期待して利用しているかについての教育不足。バーガーであれ、牛丼であれ、コンビニであれ、皆一緒。
そしてなぜ教育不足になるかというと、雇う側の都合で安く使う労働力の教育なんかに時間と手間をかけていられないから。そんなことに時間と手間をかけていたら何のために安く雇っているのかわからなくなるから。だからマニュアル。表面的なやり方と丁寧な言い方は教えるが、魂まで伝えている暇はない。だいぶ前に製造業に派遣が増えたために事故が増えたという記事を読んだことがあるが、サービス業だって同じ。こういう騒ぎは事故と一緒。手間ヒマかけて育てられていない人に、手間ヒマかけて育てたのと同じプロ意識を期待しても無理
働く人を安価な労働力としか見ていないのに、プロとしての職業意識を持ち、商品に対する敬意を持てと言ったって無理でしょう。自分に敬意を払ってもらっていないのに、商品に敬意を持てと言われたって。自分が安定した生活がおくれるのも、人間らしくあつかわれるのも、この商品のおかげと思えば、商品に対する敬意もわいて来ようというもの。大体、あのパンだって、廃棄前のパンだそうで、パンにだって敬意が払われていないと思うもの。

最後にSNSを使う若者が内輪受けばかりを狙っていて、それを見る人たちが全世界にいるのだという意識が欠如していると言う論調に対してだけど、内輪受け狙いは若者に限ったことではない。今のテレビも、特にパラエティなんぞ、十分に内輪受け狙いだと思う。私は嫌いじゃないし、面白がって見るけれども、決してあれは開かれた番組ではない。一定のお約束がわからないと見ていても面白くないもの。子どもは、というか若者は、いつの時代も大人の写し絵なのであります。    (加藤)

2013年8月5日月曜日

オスプレイ追加配備にあたって思うこと

今日の毎日新聞特別評論、沖縄の怒りが伝わってくる。「本土から沖縄には容易に移転し沖縄から県外への移転は政府が拒絶する。差別以外の何物でもない。」と
その通りだと思う。県民は誰も賛成していないオスプレイ配備と辺野古移設。当事者の意見を一切聞かないのは、圧政でしょう。沖縄在住の友人は例年行っている旅行の話にも「今はそれどころではない」とのっても来ない。若くもないのに、毎日、毎日この炎天下で、抗議活動を続けている。抗議の声も政権には痛くもかゆくもないのかね。そうだとしたら、本当に横暴、圧政。沖縄への差別に対して、何も言わないのは、差別に加担していることと同じと思うと、とても居心地が悪い。だからと言って、八尾にオスプレイをというのも、何か問題の本質をずらしている感じがするし・・・。
沖縄、いっそのこと独立しちゃったらと思う。そしたら、日本政府を介することなく直接アメリカと交渉ができる。日本政府は恃むに能わず、デスよ。    (加藤)


2013年7月29日月曜日

今頃「ブラック・スワン」を見てみました。白鳥+黒鳥→不死鳥に

ブラックスワンを見た。
もちろん、レンタルのDVDで。
封切と同時に見た知り合いが酷評していたので、酷評通りの内容かと思いながら見たが、そうでもなかった。
期待してみると、期待外れのがっかりが酷評につながり、最初からひどいんだろうなと思いながら見ると、そうでもないじゃんと思えるのかもしれない。知り合いが何をもって酷評をしたのかはわからないが、その根拠を聞いておけばよかったと思っている。

というわけで、私の感想。
見終わったときにまず思ったのは、「そっか、女性の成長物語だったのか」というもの。そして詳しくないから、説明しろと言われると困るのだが、とても精神分析的という印象をもった。「的」って何だ?と自分で自分に突っ込むのだが、詳しくないために、こんないい加減な言い方になってしまう。正確を期して調べたりするのもめんどうなので、とにかく印象だけを書くことにする。

精神分析的(もうここでは、突っ込まない)という印象のもとになっている一つが、やたら登場する鏡のシーン。題材がバレエだから当然なのだが、稽古場はグルリと鏡だし、楽屋にも、トイレにも大きな鏡がある。そしてその鏡に一々ヒロインの姿が映る。というより、彼女自身が鏡の中の自分に目を向ける。
練習の合間に鏡に映る自分にふと目をやったり、あるいはポーズを確かめるように踊りながら、鏡の中の自分に目を向ける。そしてその鏡の中の自分が自分自身と違う動きをするのを見てギョッとする。慌てて確かめるともう鏡はただの鏡。   
こういう解釈を書くと途端に面白くなくなるのだが、この鏡に映る彼女は彼女自身でもあると同時に、彼女自身が気づいていない自分。まだ出会っていなのかもしれないし、抑圧していて気づかないのかもしれないが、とにかく、自分の知らない自分自身。
この彼女が知らない自分自身はバレエ団の仲間リリーとしても登場する。どういう自分かというと、黒鳥に象徴される邪悪な女性。欲望と野心と情熱と性欲と、それから何でしょうね。とにかく人のものを奪ってでも手に入れたいという強烈な欲望と情熱。そのためなら背徳的な行為をも厭わないとする野心。薬を使うことに象徴される快楽への貪欲さ、そしてもちろん性の快楽等々。主人公は恐る恐るながら、この快楽の世界に足を踏み入れる。邪悪な存在のリリーさんが男性とセックスをしている場面はあるが、主人公が男性とセックスをしている場面はない。なので、相手が男じゃないだけましかとか思いながら、女の成長と性が結びつけられるのは、仕方ないのかねなどと考える。多分、今のところは仕方がないのかなと思う。

そして母親の拒否。この母親は娘の成長と成功を願い、娘を支える応援団。母娘二人のシーンでは、母の娘に対する庇護と支配、愛着と憎悪のようなものを暗示するシーンがたびたび出てくる。簡単にふれると、部屋に入ろうとする母の手をドアでうちつけて拒否するシーンがある。これは多分母殺し。そして大量のぬいぐるみをダストシュートに突っ込むシーンがある。これは子どもである自分との決別。ひとりイニシエーション。
冒頭で、母親が用意したクリームたっぷりのケーキを、主人公が「いらない」と言い、母親が「じゃ捨てる」と、丸ごと捨てようとするシーンがある。このときの主人公は、その脅しに屈して、ケーキを食べる。母親からの拒絶を恐れる娘と娘の成長を受け入れられない母の関係がうまく描けているシーンだと思う。道具立ても母が用意した「タベモノ」というところに、母の庇護、支配等々を受け入れる、飲み込む、自分のものとする娘が表現されているのを感じた。
そして舞台当日、とめる母を振り切って舞台に駆けつけるとき娘は母を完殺することとなる。




最後に自分殺しだが、まず邪悪な存在であるリリーを殺すことによって、その存在を自分の中に取り込む。そして黒鳥の踊りを完璧に踊った後に、刺した相手はリリーではなく自分自身であることに気づく。ここら辺、映画では妄想なのか、現実なのか、みたいな描き方になっているが、細かいこと言わずに述べるならば、最後に彼女が殺したのは、黒鳥ではなく白鳥。レッスンのときに言われていた、白鳥としては完璧だが、ただそれだけの存在であった自分。純粋で美しく汚れのない自分、欲望や野心、情熱や性欲を封じていた自分である。プログラムの白鳥の死と、主人公の死とが重なるのだが、この後彼女はどうなったのかは描かれていない。死んだのかもしれないし、駆けつけた救急車によって命を救われるのかもしれないが、私個人としては死なないでもらいたいと思う。最後に、意識が遠のこうとする彼女が「完璧だった」と呟くのだが、完璧であることと引き換えに命を失うのでは、今までの女を主人公にした物語と変わらない。「心理的に追い詰められていった彼女が次第に壊れていく」という解説を見たが、壊れた果てに死んだのでは、オフェリアと一緒ではないか。壊れるのは、それこそ成長のためのイニシエーションであり、一時的なこと。白鳥は黒鳥となり、続いて不死鳥となる、とならなければフェミニストとしては面白くない。



これだけの、気も狂わんばかりの葛藤を経て黒鳥になった彼女には、真の芸術家として不死鳥になってもらいたい。女が一流になるということは、それほどに大変なことナンデス、という、強引で面白くも何ともない解釈を言いたくなるのだが、足がいろんな風におかしくなるのもそう。女が前に踏み出そうとするときに起こることナンデス。夢分析にそういうのよくあるでしょ。出かけようと思ったら靴がない夢とか、足が床にくっついて離れなくなる夢とかサ。

こうやって書いてみて、鏡、もう一人の自分、母殺し、自分殺し等々の道具立てが精神分析的という印象につながるのだなと自分でも納得。この映画は心理ホラーとか、サイコサスペンスとかいう範疇らしくて、R15らしい。確かに子どもが見たら怖いよね。夜中に夢でうなされると思う。そして、この映画、こういう精神分析っぽい解釈を全然せずに見ると、オカルトかホラーかという感じになって、「何?アホくさい」となるかもしれない。最初に書いた知り合いもそう思ったのかもしれない。

最後に、気に食わないのは、バレエの指導者が男であること。女の欲望は男によって火をつけられ、女の才能は男によって見いだされ、女の成長は男によって支えられる?この点では、この映画、確かに「ナーニ?バッカみたい」だし、このことで、この映画を「くだらない」と決めつけることもありだと思う。                         (加藤 伊都子)

2013年7月22日月曜日

電話相談員養成講座 ただ今第Ⅱ期受講生募集中

さっぱり更新されないFemi-Palニュースですが、これではいけません。
と言いながら、自分が書こうとは言いださないメンバーたちです。誰か叱ってくれ!!

さて、そんなFemi-Palニュースですが、今回は電話相談員養成講座のご案内です。
しかももう始まっている! いかにもFemi-Palニュースらしいじゃありませんか。

実は今月末or来月初めに発行されるフェミニストカウンセリング通信のNPO報告で、この電話相談員養成講座についてお知らせしているので、詳細はFemi-Palニュースで、ということになり、久方ぶりに投稿という次第にあいなったわけであります。
こちらが養成講座の案内の表紙。

プログラム内容はこちら。現在Ⅰ期が進行中です。半分済んでしまいましたが、単発での受講も可能ですので、今後の日程の中で関心のあるものがあれば、是非どうぞ。                  現在第Ⅱ期の受講生を募集中です。ここでやるのは「聴く」「話す」などのコミュニケーションの基礎。「参加者の声」にあるとおり、ここでの学びは、日常の対人関係にも活かせます。                  そして電話相談を取るためのプログラムが、次の頁で紹介されている第Ⅲ期です。この頁の下のほうで紹介されている「さかい・おんな電話相談」が、私たちの電話相談です。                             電話相談に関心のある方は是非 受講して、私たちの仲間になってください。NPOFC学会・堺の仲間たちは、このブログの更新頻度を見てもお分かりの通り、みーーーーーんな、のんびりした、気のいい人ばかりです。                    











































最後にチラシの裏表紙のご紹介.。本当はPDFファイルをつけたいのだけど、やり方がわからないので、ご勘弁を。

 (PON子)


2013年6月10日月曜日

串本に行きました。

先週の日曜日、串本に行ってきました。
堺からは3時間ぐらいです。
串本海中公園の海中展望塔です。
海中展望塔の窓から見える海の景色です。
サンゴが卵を産んで、丸い粒々が浮いてました。
少し濁って見えるのはそのせいです。
白いのは全部サンゴです。
もう少し上のほうは真っ白でした。


帰ってから、モビールを作りました。
風鈴も作りました。
もっとたくさん拾っておけばよかったと思いました。
また行きたいです。
                                                                         
                                                                          YO

2013年4月15日月曜日

今日発表された共同声明


事費に対する世界行動デー(Global Day of Action on Military Spending)
日韓市民社会共同声明

私たちは日本と韓国の市民社会の共通の声として、日韓を含む
東アジアにおける軍事費の拡大と軍備の増強に対する憂慮を表明します

 今日世界の一カ月の軍事費は開発のための一年間の費用を上回っています。
とりわけ、東アジアでは軍事費の伸びが顕著であり、この地域は世界でも有数の武器市場となっています
このことは私たちにとって、当たり前のことのように受け入れられる現実ではありません
東アジアにおける国家間の軍事緊張が高まることは、私たちの命や社会を危険に陥れ
限りある資源を浪費させ、さらに世界を軍備競争の悪循環に追い込むものだからです

 私たち市民には経済、雇用、教育、社会保障貧困対策、環境保全、災害予防や疫病対策など、
優先すべき重要な課題が数多くあります
これらの多くは、グローバル化が進む中、もはや一国の努力だけでは解決できない問題となっています。
潘基文国連事務総長が述べたように「世界には武器が過剰に溢れ平和にはお金が回されていない」のです。
各国は協力し、軍備の規制と縮小をすすめ、人間の安全のために国境をこえて協力し合わなければなりません

 以上を踏まえ、私たちは、日本と韓国をはじめとする東アジア諸国の政府に次のことを訴えます。

●地域的な基盤に基づいて、平和的な方法で朝鮮半島の核問題を解決しなければなりません。
北朝鮮は挑発的な言動を止めなければなりません周辺諸国は軍事的な対応をすべきではありません。
北朝鮮は直ちに核武装計画を中断すると同時に日本や韓国は自らが核抑止力に依存する政策を改め、
東北アジア非核地帯の設立に向けて共に動くべきです
●ミサイル防衛(MD)の開発と配備を中断しなければなりません。
MDは巨額の拠出を必要とするものですが「防衛」としての実効性は無い反面いたずらに地域の軍拡競争を煽ります。
●韓国・済州島に海軍基地を建設する計画を撤回しなければなりません
そのような海軍基地は、東アジア地域全体の軍事化につながる危険をはらみます
●日本・沖縄の米軍基地の段階的な撤退をすすめなければなりません。
既存の軍事基地は大幅に減らすべきであり沖縄県内に新たな軍事施設がつくられることは許されません。
●領土問題をめぐる諸国間の平和的対話を促進しなければなりません
各国は挑発的行動を厳に慎まなければなりません。東アジアの海を平和の海共同と協力の海にするシステムを創るべきです。

 今年2013年7月27日で、朝鮮戦争の休戦協定が結ばれてから60周年を迎えます
私たちは改めて、休戦協定を平和協定に置き換え、朝鮮半島、
そしてひいては東アジアに平和のメカニズムを築くことの必要性を訴えます
日本の平和憲法9条の理念は、そのような地域的平和メカニズムの土台になります
私たちは、日本の平和憲法を改定しようという最近の動きを深く憂慮しています

 私たち市民は、各国における法規を含むさまざまな平和的解決方法を維持、強化して
軍事産業の拡大を拒み、真に人々の発展と安全のために協力しあうことを呼びかけます。

2013年4月15日

日本
アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会
核とミサイル防衛にNO!キャンペーン
京都府アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会
キリスト者政治連盟
憲法を生かす会
コリアNGOセンター
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター
第九条の会ヒロシマ
東北アジア情報センター(広島)
ピースデポ
ピースボート
ピースリンク広島・呉・岩国
平和友の会
緑の党 Green Japan
許すな!憲法改悪・市民連絡会

韓国
境界を越えて
経済正義実践市民連合統一協会
開拓者たち
国際民主連帯
南北平和財団
大田平和女性会
武器ゼロ
非暴力平和ムルギョル(波浪)
市民平和フォーラム
戦争ない世界
済州平和人権センター
参与連帯
天主教人権委員會
統一迎え
パレスチナ平和連帯
平沢平和センター
平和ネットワーク
平和を作る女性会
平和バダック(底)
平和博物館
平和と統一を開ける人々
韓国女性団体連合
韓国平和教育訓練院
環境運動連合

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2013年3月14日木曜日

「サポートグループさくら」最終回

「うつ」になった自分のことを話せる場所。
「うつ」になっても治ることが出来たのよ・・・と、そんな人の話しを聞ける場所。
十数年前、私がうつ病になったときに探したけど見つけられなかった集まるところ。
そんな想いで2006年に立ち上げたサポートグループ『さくら』です。

回復した後に、「うつのグループを作りたい」と言ったとき、背中を押してくれたHさん。
「サバイバーとしてサポートグループを作ること」を、講座で教えてくれたドーンセンターのカウンセラーの川喜多好恵さん。
立ち上げ当初から講師としてお世話になっているFC堺のカウンセラーの加藤伊都子さん。
講演会を開催するのに快く講師をひきうけてくださった方々。
当事者として体験談を話してくれたメンバー。
裏方としてお手伝いしてくれたグループ卒業生。
活動記録の冊子を作るにあたってすいせんを書いてくださった河野貴代美さん。
精神保健福祉ジャーナル誌に『さくら』の活動を取り上げてくださった東京のYさん。
7年間、この場所を必要だと集まってきてくれたメンバーのみなさん。
そして、昨日、最後にぜひ会いたいと、かわいいさくらのチョコを持ってきてくれた旧メンバーさん。
チョコと一緒にこれからも続けていく勇気と力をありがとう!うれしかったです。

また、プログラムを新しくして必ず再開しますので、それまでしばらくおまちくださいね!
今まで『さくら』に関わってくださった皆さんに感謝です。ありがとうございました。
木近 ちなみ