2012年3月19日月曜日

休眠状態のブログ。目覚めよ!いわき市ハワイアン報告

せっかくのFemi-Palニュース。休眠状態が続いています。目覚めさせるために、投稿を。

3月12日、郡山での仕事の翌日、福島でフラガールを見て来ました。
映画「フラガール」の、あのフラガール、福島県いわき市のフラガールです。
今は、昔よく聞いた常盤ハワイアンセンターという名前ではなく、スパリゾートハワイアンズという名前でした。

震災被害を受け、グランドオープンをしたのが、2月8日。それまでは仮設の舞台だったそうです。そしてその仮設の舞台の前は、全国キャラバン。キャラバンなど、震災後からグランドオープンまでのフラガールの苦労は、彼女たちを取材して作られた番組がありますので、そちらを見ていただくとして、私はハワイアンズの個人的報告を。

ホテルが満室で泊まれなかったので、郡山から日帰りでフラガールを見に行くことにしました。3月19日まではグランドオープン記念で半額。ホテルにも泊まりたかったな。

何しろ「ハワイアン」ですから、あったたかいというより暑い。泊まり客のみなさんはほとんど裸。プールもあって泳いでいる人もいる。濡れた体でもOK、なぐらい暑い。当方冬支度の格好ままでしたから気分が悪くなりそうなほど暑い。脱げるものはみんな脱いで、何とか耐えていましたが、ショーが始まったら暑いのを、すっかり忘れてしまいました。

少人数で優雅に踊るプログラムもありましたが、やっぱり大人数で賑やかに踊るのが、見ていて楽しい。こちらも元気が出ます。カウボーイのような格好で踊るもの、長めのスカートで踊るもの等、衣装も楽しい。男性ダンサーによる踊りもありました。火を持って踊る。なかなかに力強い踊りでした。
とにかく楽しんで、サービスのフラガールとの記念写真も撮ってきましたが、こちらは非公開。

舞台終了後、ダンサーたちはムウムウのような服に着替えて、施設内に出てきていました。場所を尋ねる客の案内などしていましたから、舞台が終わったら、施設内で働くのでしょうか。びっくりです。

映画「フラガール」の冒頭に「福島県いわき市」という文字が出てきますが、震災以降と震災以前ではその文字を見るこちらの気持ちが違います。石炭から石油へというエネルギー革命と言ったらよいのか、エネルギー政策と言ったらよいのか、に翻弄され、そこから立ち上がるために取り組んだハワイアンセンター。とても大きくてきれいな施設でしたが、そこに、今回の震災と原発事故。閉山からせっかく立ち上がったのに、原発事故だなんて「何すんねん」という感じ。福島県民ではないけれど、本当にそう思います。原発も石油から原子力へというエネルギー革命だったのでしょうが、炭鉱の閉山と原発事故とでは、インパクトが違う。再び立ち上がったハワイアンセンターのためにも、原発は廃炉。当然、関西電力の福井も停止、廃炉。その他の原発も停止、廃炉。そんなことを考えながら、でもハワイアンをしっかり楽しんできました。 (加藤伊都子)